エドゥアール・ホイヤー
1860年にサン=ティミエで時計の商いを始め、クロノグラフの特許と振りカナでのちのTAGホイヤーの源流を築いた時計師(1840-1892)
- BORN
- 1840年
- DIED
- 1892年
- BRAND
- タグ・ホイヤー — 1860年創業
- MODELS
- 20 本
概要
生涯
01会社の始まり
スイス歴史辞典(DHS)によれば、エドゥアール・ホイヤー(1840-1892)は1860年、サン=ティミエに時計の商会を開いた。その後、1864年にブリュッグへ、1867年にビエンヌへ拠点を移している。Monochromeも、TAGホイヤーが1860年に20歳のエドゥアール・ホイヤーによってスイスのサン=ティミエで創業されたと書いている。
02会社のその後
DHSによれば、会社はクロノグラフとスポーツウォッチの製造を専門とするようになった。1916年には1/100秒の精度を持つ最初のスポーツ用の計時器を売り出し、1927年からはスキー、ボブスレー、自動車のレースの公式計時を務めた。1964年にサン=ティミエのレオニダスと合併してホイヤー=レオニダスとなり、1985年にTAGの持株会社に買収されてTAGホイヤーとなった。1999年にはLVMHグループの傘下に入っている。
業績・代表作
01巻き上げとクロノグラフの特許
Monochromeの年表によれば、ホイヤーは1869年、懐中時計のための、鍵を使わずリューズで操作する巻き上げの機構の特許を取った。1882年には最初のクロノグラフの特許を得ている。
02振りカナ
Monochromeによれば、ホイヤーは1887年に振りカナ(オシレーティング・ピニオン)の特許を得た。同誌は、この機構がいまも機械式クロノグラフに使われていると書いている。振りカナは、クロノグラフを作動させるときに、時計の輪列からクロノグラフの輪列へ動力をつなぐ部品で、構造が簡素で量産に向く。
Monochromeによれば、ホイヤーの会社は1911年に最初のダッシュボード用のクロノグラフを作った。こうした計時の伝統は、ホイヤーの没後も会社に受け継がれた。
評価・後世への影響
ホイヤーが1860年にサン=ティミエで始めた商会は、クロノグラフとスポーツの計時を専門とする会社に育ち、のちにTAGホイヤーとなった。DHSによれば、本社は1989年からマラン、2007年からラ・ショー=ド=フォンに置かれ、2010年にはスイスで450人を雇っていた。
振りカナの特許は、ホイヤーの名をクロノグラフの技術史に残している。1887年という年は、のちに同社の自社製クロノグラフのキャリバーの名にも使われた。
この人物が関わったモデル
出典
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