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TAG Heuer · Carrera Glass Box · 2026

Carrera Chronograph Glass Box 41 Stainless Steel / Blue

2026年、39mmと42mmの間を埋める41mmグラスボックス。日付を捨てたブルー文字盤の基準作

CBS2113.BA0053は、2026年1月のLVMHウォッチウィークで発表されたカレラ クロノグラフ グラスボックス41mmのブルー文字盤仕様である。2023年に復活した39mmグラスボックスの設計言語を継承しつつ、ケース径を41mmへ拡大。日付表示を持たない自社製Cal.TH20-01を初搭載し、3つのインダイヤルを同色で揃えた対称的なトリコンパックスを実現した。7連スチールブレスレットを標準とし、通常コレクションとして展開される現行モデルである。

Ref. CBS2113.BA0053
発表年 2026
状態 現行品
限定 通常生産
コレクション Carrera Glass Box
カテゴリ クロノグラフ / レーシング
キャリバー TH20-01
ケース径 41 mm
防水 100 m
関連人物 エドゥアール・ホイヤー / ジャック・ホイヤー
クロノグラフ
01 — Specification

仕様

As of WatchBase sync · 2026.06.11
Case · ケース
素材 Stainless Steel
形状 Round
41 mm
厚さ 14.17 mm
ガラス Sapphire
裏蓋 Open
防水 100 m
Movement · ムーブメント
キャリバー TH20-01
タイプ Automatic
振動数 28,800 bph
石数 33 石
パワーリザーブ 80 時間
Dial · 文字盤 / Hands · 針
文字盤色 Blue
インデックス Stick / Dot
Stick
i — Editorial

設計思想

Design philosophy

39mmと42mmの間に生じていた空白

2023年、カレラ誕生60周年に合わせて発表された39mmのグラスボックス(CBS2210.FC6534、CBS2212.FC6535)は、1970年代のドーム型風防を現代のサファイアで再解釈した造形で高い評価を得た。一方、従来からの42mmカレラ クロノグラフは、小径志向が強まる市場の中で立ち位置が曖昧になりつつあった。39mmでは小さい、42mmでは大きいと感じる層に向けた中間サイズの不在が、コレクションの課題として残っていたのである。

CBS2113.BA0053を含む41mm世代は、2026年1月のLVMHウォッチウィークでこの空白を埋める形で登場した。グラスボックスの設計原則を保ったままケースを拡大し、39mm版と42mm版の橋渡しを担う恒常コレクションとして位置づけられている。

日付を捨てるという選択

この世代の最大の決断は、日付表示の廃止である。39mm版が搭載するCal.TH20-00は6時位置(黒文字盤では12時位置)に日付窓を備えるが、41mm版はその日付機構を省いた派生キャリバーCal.TH20-01を初めて採用した。コラムホイールと垂直クラッチ、80時間パワーリザーブという基本骨格はTH20-00と共通である。

日付の省略は、計測機器としてのクロノグラフという原点への回帰を意味する。1963年の初代カレラがレース計時のための視認性を最優先したように、41mm版は文字盤から時刻表示と計時表示以外の要素を排した。専門誌の多くがこの判断を、近年のタグ・ホイヤーでは珍しいノンデイトのクロノグラフとして好意的に受け止めている。

3色展開の中での青の位置

41mm世代はブルーの本機のほか、レッドアクセントを効かせたブラック(CBS2114.BA0053)、ティールグリーン(CBS2115.BA0053)の3色で同時に発表された。黒がレーシングの文脈を担うのに対し、サーキュラーブラッシュ仕上げのブルーは、カレラの現代的な定番色としてコレクションの中核を担う。2023年の39mm版でもブルーが定番色として展開されており、本機はその系譜を41mmへ引き継ぐ基準点といえる。


ii — Editorial

意匠分析

Visual analysis

グラスボックス構造の核心は、ドーム状サファイアクリスタルがフランジまで覆い、風防とダイヤルの境界を視覚的に消す点にある。41mm版では、47.48mmのラグ間距離と14.17mmのケース厚という量感の中で、この立体的なフランジが文字盤の奥行きを強調する。フランジはダイヤルと同じブルーで統一され、白いタキメーター目盛が刷り込まれる。

ブルーダイヤルはサーキュラーブラッシュ仕上げで、3時に30分積算計、6時にスモールセコンド、9時に12時間積算計を置くトリコンパックス配置をとる。3つのカウンターはいずれも同色のアジュラージュ(渦巻き状の彫り)仕上げで、日付窓を持たないため左右対称性が完全に保たれる。39mm版で日付窓が担っていた実用性を手放す代わりに、計器盤としての秩序を選んだ構成である。

針とアプライドインデックスはロジウムプレートで、ホワイトのスーパールミノバを充填する。時分針はファセットカットが施され、青地とのコントラストで視認性を確保する。ケースはブラッシュとポリッシュを切り分けたステンレススチール製で、右側ラグの裏にはカレラの勝利の月桂冠(ヴィクトリーリース)が刻印される。

ブレスレットは2024年以降のカレラに展開される7連タイプで、ヴィンテージの「ビーズ・オブ・ライス」を角張った現代的解釈で再構成したもの。ブラッシュとポリッシュのリンクを交互に配し、プッシュボタン式バタフライクラスプで留める。シースルーバックからは、シールド型のスケルトンローターを備えたCal.TH20-01が見える。防水は100mを確保する。


iii — Editorial

系譜と歴史

Lineage

CBS2113.BA0053は、2026年1月にスイス時計産業の年初の見本市であるLVMHウォッチウィークで発表された。カレラ クロノグラフ グラスボックス41mmの第1陣として、ブラックのCBS2114.BA0053、ティールグリーンのCBS2115.BA0053と同時の3色展開である。限定版ではなく恒常コレクションとしての投入で、発表と同月の2026年1月から販売が開始された。発表時の価格はスイス国内でCHF7,500と案内されている。

41mm世代の母体となる39mmグラスボックスは2023年4月のWatches and Wonders後に発売されており、本機はその約3年後に追加されたサイズ展開にあたる。発表時点で日付なしのCal.TH20-01を搭載する唯一の世代であり、ムーブメントのデビューモデルという位置づけも持つ。

2026年6月現在、本機は現行モデルとして公式サイトおよび正規販売店で展開されている。発表から日が浅いため、生産期間中の文字盤仕様の変更や、素材違い・色違いといった派生リファレンスの追加は確認されていない。ストラップ仕様の兄弟リファレンスの有無も、現時点では公式ラインアップ上で確認できない。

02 — Price history

価格推移

2026 · WatchLedger market index
2026-01-19 · EUR 7,950€7,949€7,950€7,950€7,951€7,9512026-012026-01

出典: WatchBase 観測価格 · 通貨タブ(JPY / USD / EUR)で系列を切替できます。

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03 — Derivatives

同型・派生 Ref

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