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TAG Heuer · Carrera Chronograph Extreme Sport · 2024

Carrera Chronograph Extreme Sport Titanium - Ceramic / Blue / Rubber

2024年登場、カレラの現代路線を象徴するエクストリームスポーツ初代構成のブルー。チタン製44mmスケルトン

CBU2081.FT6274は、2024年9月に発表されたカレラ クロノグラフ エクストリームスポーツのローンチ仕様のひとつで、ブルーアクセントを纏うグレード2チタンモデルである。44mmケースに黒セラミック製タキメーターベゼルを組み合わせ、ロジウム仕上げのスケルトンダイヤル越しに自社製Cal.TH20-00を見せる。同年の39mmグラスボックスが担う復古路線に対し、カレラのもう一方の極である先進的スポーツ路線を体現する基準的1本だ。

Ref. CBU2081.FT6274
発表年 2024
状態 現行品
限定 通常生産
コレクション Carrera Chronograph Extreme Sport
カテゴリ クロノグラフ / レーシング
キャリバー TH20-00
ケース径 44 mm
防水 100 m
関連人物 エドゥアール・ホイヤー / ジャック・ホイヤー
クロノグラフ デイト
01 — Specification

仕様

As of WatchBase sync · 2026.06.11
Case · ケース
素材 Titanium, Ceramic
形状 Round
44 mm
厚さ 15.1 mm
ガラス Sapphire
裏蓋 Open
防水 100 m
Movement · ムーブメント
キャリバー TH20-00
タイプ Automatic
振動数 28,800 bph
石数 33 石
パワーリザーブ 80 時間
Dial · 文字盤 / Hands · 針
文字盤色 Skeleton
インデックス Stick / Dot
Stick
i — Editorial

設計思想

Design philosophy

二極化するカレラの「現代」側として

2023年、TAG Heuerはカレラ誕生60周年を機に、ドーム型風防を備えた39mmの「グラスボックス」でコレクションの復古路線を確立した。一方で、Heuer-02系ムーブメントを軸とした大型でテクニカルなクロノグラフの系譜——Heuer-02Tやポリクローム・トゥールビヨンに連なる流れ——も並走していた。2024年9月に発表されたカレラ クロノグラフ エクストリームスポーツは、この後者を独立したサブラインとして再編成する試みである。CBU2081.FT6274は、そのローンチ構成の中核を占めたブルー仕様だ。

ポルシェ963限定からの直系

意匠の直接の出自は、2024年6月にル・マン24時間に合わせて発表された限定963本の「カレラ クロノグラフ x ポルシェ963」(CBU2010.FT6267)にある。レーシングカーのチューブラーフレームを想起させるスケルトンダイヤルと、中空処理されたケースサイドという構成は、この限定で初めて提示された。3カ月後のエクストリームスポーツは、その文法を通常コレクションへ展開したものと位置づけられる。ケース素材はスティールからグレード2チタンへ置き換えられ、サブダイヤルまでオープンワーク化することで、機構の露出度はさらに高められた。

ローンチ構成におけるブルーの位置

発表時のクロノグラフは4仕様で構成された。チタンケースにブルーまたはオレンジの差し色を施した2本、黒DLCチタンのモノクローム仕様CBU2080.FT6272、そして18Kローズゴールドを組み合わせたCBU2050.FT6273である。本機はこのうちブルーを担い、スイス定価8,000フランとオレンジ仕様CBU2082.FT6275と並ぶ価格帯の入口に置かれた。鮮烈な単色や貴金属に比して、ロジウムのスケルトンに青を差す構成は最も汎用性が高く、サブラインの「標準形」として機能している。

トゥールビヨンと、その後の拡張への起点

同時発表のカレラ クロノグラフ トゥールビヨン エクストリームスポーツ(Cal.TH20-09搭載)は、本機と同じケース建築を上位機構へ展開した姉妹機である。2024年にはアイルトン・セナを記念した限定500本のトゥールビヨンCBU5081.FT6274も加わり、2025年にはGMT仕様や金無垢クロノグラフへとサブラインは広がった。CBU2081.FT6274は、この拡張の起点となった初代構成を、最も中立的な色で示し続ける1本である。


ii — Editorial

意匠分析

Visual analysis

ケースはグレード2チタン製で、ファインブラッシュとサンドブラストを使い分けた仕上げを持つ。最大の特徴はサイドの中空(ホロー)構造で、抜かれた側面には黒PVD処理が施され、44mm径の量感を視覚的に削いでいる。厚さ15.1mm、ラグ幅22.1mmという数値は大型クロノグラフのそれだが、チタンの採用により装着時の重量負担は同寸のスティールより明確に軽い。ベゼルはサンドブラスト仕上げの黒セラミック製で、タキメーター目盛を刻む固定式である。

ダイヤルはロジウムプレートのファインブラッシュ仕上げによるスケルトンで、黒のグレイン装飾、ブルーのフランジ(見返し)、ブルーで縁取られた積算計が差し色を構成する。オープンワークの時分針は先端にブルーのラッカーを置き、視認性の核は白のスーパールミノバを充填したアプライドインデックスと針本体が担う。3時に30分積算計、9時に12時間積算計、6時にスモールセコンドと日付を重ねるレイアウトで、日付ディスク自体もスケルトン化され、6時位置の夜光プレートの上を数字が通過する仕掛けを持つ。

搭載するCal.TH20-00は、コラムホイールと垂直クラッチを備えた自社製自動巻クロノグラフで、毎時28,800振動 (4Hz)、パワーリザーブ80時間。NAC処理(暗色の表面コーティング)を基調に、ローターやコラムホイールへストラップと呼応する青の差し色が入り、シースルーバックと開いた文字盤の両面から機構が見える。ストラップはケースに連続する一体型のブルーラバーで、ダブルセーフティプッシュボタン付きチタン製フォールディングクラスプを備える。


iii — Editorial

系譜と歴史

Lineage

CBU2081.FT6274は2024年9月、カレラ クロノグラフ エクストリームスポーツのローンチモデルとして発表された。Watches and Wondersなどの見本市の枠外で、ブランド独自のリリースとして9月初旬に公開され、まもなく正規流通での販売が始まったと伝わる。スイスでの発表時定価は8,000フランで、ブルーとオレンジのチタン仕様が同価格、黒DLC仕様が8,200フラン、ローズゴールド仕様が12,000フランという構成だった。

同じ2024年には、同一のケース建築を持つトゥールビヨン仕様が併売され、アイルトン・セナに捧げた限定500本のCBU5081.FT6274も追加された。2025年にはサブラインがGMT機構(Cal.TH20-02)や金無垢クロノグラフへ拡張され、本機の構成はその基準点であり続けた。また、ブルー仕様にはグレード2チタン製Hリンクブレスレットを組み合わせたCBU2081.BF0007が派生として加わっている(WatchBaseは2024年導入とするが、流通の本格化は後年とみられる)。

2026年6月時点で本機は現行モデルであり、発表時から文字盤・ケース仕様の変更は確認されていない。

02 — Price history

価格推移

2024–2025 · WatchLedger market index
2024-09-06 · EUR 8,0502025-06-16 · EUR 8,350€8,050€8,125€8,200€8,275€8,3502024-092025-06

出典: WatchBase 観測価格 · 通貨タブ(JPY / USD / EUR)で系列を切替できます。

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03 — Derivatives

同型・派生 Ref

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