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CALIBER · Hublot

HUB4248

自動巻 Automatic クロノグラフ

コービー・ブライアントのための限定機に載った、48分積算計を中央に置く自動巻クロノグラフ

振動数
28,800 vph · 4 Hz
パワーリザーブ
42 時間
石数
28 石
NO IMAGE
movement · HUB4248
01 — OVERVIEW

概要

HUB4248は、ウブロが2013年のキングパワー ブラックマンバ(Ref.748.CI.1119.PR.KOB13)に用いた自動巻クロノグラフである。バスケットボールの試合時間に合わせ、中央の針で48分までを計る積算計を備える。文字盤は12分ずつ4つの区画に分けられ、NBAの1クォーターに対応する。毎時28,800振動 (4Hz)、28石、249部品、パワーリザーブ約42時間。確認できる搭載例は世界250本限定の本機である。

02 — SPECIFICATIONS

仕様

MakerHublot
TypeAutomatic(自動巻)
Frequency28,800 vph (4 Hz)
Jewels28 石
Power reserve42 h
03 — EDITORIAL

系譜と歴史

Genealogy & history

1. ロサンゼルス・レイカーズとの接点

ウブロは2013年時点でロサンゼルス・レイカーズの公式タイムキーパーを務め、同年、同チームのコービー・ブライアントをアンバサダーに迎えた。これを機に作られたのがキングパワー ブラックマンバであり、HUB4248はこの時計のために用意されたクロノグラフ・ムーブメントである。ブラックマンバはブライアントの愛称で、アフリカに生息する俊敏な毒ヘビの名に由来する。器となったキングパワーは2009年に登場したコレクションで、48mmという大径ケースを特徴とする。

2. 試合の時間を計る構成

NBAの試合は、12分のクォーター4つ、計48分で行われる。HUB4248はこの時間に合わせ、中央に48分を計る積算計を置いた。文字盤は12分ごとの4区画に分けられ、経過時間を試合の進行に重ねて読み取れる。6時位置にはブライアントの背番号24が記され、裏蓋のサファイアクリスタルにはその署名が入る。文字盤はサファイアで、下のムーブメントが透けて見え、金とパープルの差し色がレイカーズのチームカラーを映す。金めっきのインデックスには黒の夜光塗料が施される。

3. 48mmのセラミックケース

時計は直径48mmの、マイクロブラスト仕上げのブラックセラミックケースに収められた。ベゼルもブラックセラミックで、H字型のビス6本で固定される。ベゼルのラグと側面の挿入部にはブラックのコンポジットレジンが用いられた。リューズはブラックPVD加工のチタン製で、18Kゴールドのウブロのロゴが入る。2時位置のプッシャーはブラックPVDのチタン、4時位置はサテン仕上げのチタンである。ストラップには、パイソンの革をラバーに縫い合わせたものが用いられた。生産は世界250本の限定である。発表に先立ってブライアントのための試作機が2本作られ、市販版はその意匠を引き継いだと伝わる。限られた用途に合わせて表示を組み替えたクロノグラフとして、ウブロの機械のなかで独自の位置を占める。

04 — MECHANISM

技術解説

Technical breakdown

HUB4248は、自動巻のクロノグラフムーブメントである。大きな特徴は、計測した経過時間を中央の針で48分まで示す積算計にある。

一般的なクロノグラフは、中央の秒針で1分以内を、文字盤上の小さな積算計で30分や12時間を数える。これに対しHUB4248は、バスケットボールの試合時間である48分を、中央の大きな目盛りで読み取れるよう表示を組み立てている。文字盤を12分ずつ4つの区画に分けることで、どのクォーターのどの時点かを一目で把握できる。48分で一周する目盛りは1分あたり7.5度の間隔となり、60分で一周する目盛りの6度より広いため、分単位の読み取りがしやすい。特定の競技の時間に合わせて表示を設計する手法は、計測器として生まれたクロノグラフの性格をよく表している。

中央のクロノグラフ秒針は1分で一周し、48分積算計は秒針が48周するあいだに一周する。計測を止めれば両方の針がその位置で止まり、帰零で同時に起点へ戻る。時刻の表示に加えて日付を備える。

振動数は毎時28,800振動 (4Hz)で、1秒あたり8振動にあたる。クロノグラフの秒針は1秒を8つに刻んで進むため、短い時間をより細かく読み取れる。石数は28石、部品数は249点で、パワーリザーブは約42時間で、満巻きから2日弱にあたる。

動力は自動巻きのローターによって香箱に蓄えられる。腕の動きでローターが回転し、ゼンマイを巻き上げる仕組みで、日常的に着用していれば手で巻く必要はほとんどない。計測の開始と停止は2時位置、帰零は4時位置のプッシャーで行う。クロノグラフを作動させると、輪列から計測側へ動力が分配されるため、長時間の連続計測は持続時間に影響しうる。

文字盤はサファイアで作られ、表側からもムーブメントの構造がのぞく。ケースは直径48mmの、マイクロブラスト仕上げのブラックセラミックである。セラミックは傷がつきにくく、同じ大きさの金属ケースより軽く仕上がるため、大径の時計を日常的に着ける際の負担を和らげる。裏蓋もサファイアクリスタルで、ローターの回転やクロノグラフ機構の動きを両面から観察できる。積算計の針や目盛りは、12分ごとの区画が試合のクォーターに重なるよう配置され、読み取りの迷いを減らしている。一方で、HUB4248の基礎となったムーブメントや、計測の発停を切り替える方式がコラムホイールかカムかといった点は、公表資料からは確認できていない。

05 — CARRIERS

このキャリバーを搭載する 1 本のリファレンス

This caliber appears in 1 references
06 — SOURCES

出典

本文の執筆にあたって参照した資料。閲覧日は内容を確認した日を示す。

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