TERM · 用語 · サ行
自動巻き
Automatic Winding
腕の動きをローターで受け、ぜんまいを自動で巻き上げる機械式時計の動力機構
DEFINITION · 定義
自動巻き(Automatic Winding、別名:セルフワインディング)とは、装着者の腕の動きをローター(回転錘)で受け止め、その回転をぜんまいの巻き上げに変換する機械式時計の動力機構である。
懐中時計用の自動巻きは18世紀後半にアブラアン=ルイ・ペルレが考案したとされるが、その帰属には異論もあり、懐中時計の自動巻きは少数の例外にとどまった。腕時計用としては、英国のジョン・ハーウッドが1923年に揺動式の錘を用いる方式の特許をスイスで出願し、1924年に取得した。これが現代の自動巻きの起点とされる。1931年にロレックスが発表したオイスター・パーペチュアル(Cal. 620)は360度回転するセンターローターを採用し、これが今日の標準形となった。1942年にはフェルサのBidynatorが両方向の回転で巻き上げる双方向巻上げを実現した。

ローターの配置によりセンターローター式、マイクロローター式、ペリフェラルローター式に大別される。マイクロローター式は、1954年にビューレン、1955年にユニバーサル・ジュネーブが特許を出願し、ユニバーサル・ジュネーブは1958年のキャリバー215で実用化した。ローターをムーブメントの内部に収めるため、薄型化に寄与する。
— SOURCES
出典
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