TERM · 用語 · カ行
キャリバー
Caliber
ムーブメントの型式を表す呼び名。番号や記号と組み合わせて設計を特定する
DEFINITION · 定義
キャリバー(Calibre、Caliber)とは、ムーブメントの同一性を表す型式の呼び名である。一般には番号や記号と組み合わせ、「ETAキャリバー2892-A2」のように設計を特定する。日常的には、ムーブメントそのものとほぼ同じ意味で使われることも多い。
語はフランス語のcalibreに由来し、銃器では弾丸や銃身の直径を指す。高級時計財団(FHH)によれば、時計用語としての初出は1715年ごろとされる。フランスで活躍した英国の時計師ヘンリー・サリーの著作で、受けや歯車、香箱の配置と寸法を示す語として使われた。その後、ムーブメントの形や構成を指すようになり、やがてムーブメント自体を呼ぶ語となった。
フランス語圏の時計業界では、キャリバー名にムーブメントの直径と機能の略号を添える慣行があった。ジャガー・ルクルトの1877年の記録にある「キャリバー16T」は、16リーニュのトゥールビヨンを示すとされる。直径の単位である1リーニュ(型)は約2.256mmで、現在もムーブメントの大きさを表すのに用いられる。
— SOURCES
出典
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