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Audemars Piguet · Royal Oak · 2022–2022

Royal Oak Chronograph 41 Stainless Steel / Blue / 50th Anniversary

2022年、ロイヤルオーク50周年に投入された自社製Cal.4401搭載、ブルー文字盤の41mmスチール・クロノグラフ

26240ST.OO.1320ST.01は、ロイヤルオーク発表から50年を迎えた2022年に登場した、41mmステンレススチール製のセルフワインディング・クロノグラフである。前任の26331STからムーブメントが刷新され、自社製の統合型フライバック機構Cal.4401を搭載する。文字盤は1972年の初代ロイヤルオークと同じ「Bleu Nuit, Nuage 50」と呼ばれる深い青で、2022年生産分に限り50周年記念のローターがサファイアシースルーバックから覗く。

Ref. 26240ST.OO.1320ST.01
発表年 2022
状態 生産終了
限定 通常生産
コレクション Royal Oak
カテゴリ ラグジュアリースポーツ
キャリバー AP 4401
ケース径 41 mm
防水 50 m
関連人物 ジュール=ルイ・オーデマ / エドワード=オーギュスト・ピゲ / ジェラルド・ジェンタ
クロノグラフ デイト
01 — Specification

仕様

As of WatchBase sync · 2026.05.11
このモデルを比較する
Case · ケース
素材 Stainless Steel
形状 Other
径 41 mm
厚さ 12 mm
ガラス Sapphire
裏蓋 Closed
防水 50 m
Movement · ムーブメント
キャリバー AP 4401
タイプ Automatic
振動数 28,800 bph
石数 40 石
パワーリザーブ 70 時間
Dial · 文字盤 / Hands · 針
文字盤色 Blue
インデックス Stick / Dot
針 Stick
i — Editorial

設計思想

Design philosophy

50周年に問われた更新

2022年はロイヤルオークが世に出てから50年の節目にあたり、Audemars Piguetはこの年に向けてコレクション全体の再編を進めていた。なかでもクロノグラフは、長年Frédéric Piguet系のベース機構に依存してきた経緯があり、自社設計の統合型クロノグラフへの置き換えが課題として残されていた。26240STはその課題に応える形で発表された、ステンレススチール製41mmの基幹モデルで、スチールのロイヤルオーク・クロノグラフとして初めて自社製ムーブメントを積んだ。前年にはゴールド・ストラップ仕様の26239でCal.4401が先行していた。

26331STからの世代交代

直接の前任は2017年にSIHHで発表された26331STである。26331STはフレデリック・ピゲの1185系をベースとするCal.2385世代の最後の姿で、厚さ11mmの軽快なプロポーションを持つ一方、6時位置の秒積算計だけが小さく、デイト窓も中途半端な位置にあった。26240STは、ムーブメントを新世代Cal.4401に切り替え、サブダイヤルを同径で整え、デイト窓の位置をベゼル寄りに引き上げることで、文字盤全体の幾何学的な整合を取り直している。

「Bleu Nuit, Nuage 50」というダイヤル色

この26240ST.OO.1320ST.01のブルー文字盤は、1972年の初代Ref. 5402の青に通じる「Bleu Nuit, Nuage 50」と呼ばれる色とされる。サブダイヤルもこの青に統一され、26240の新世代ではコントラストカラーのサブダイヤルを廃したトーン・オン・トーンの文字盤が基本となった。結果として、遠目にはタイムオンリーのような穏やかな表情を持ちながら、近づくとGrande Tapisserieの格子とフライバック・クロノグラフの機能が立ち上がる二段構えの文字盤となっている。

兄弟Refと「50 Years」ローター

26240STは同時にブラック、シルバー、カーキグリーンを加えた4色で展開され、2022年生産分にのみ50周年記念のローターが搭載された。2023年以降は通常ローターに切り替えられ、型番も改められたとされる。このRefは、世代交代と50周年記念ローターという二つの文脈が一年だけ重なった、現行ロイヤルオーク・クロノグラフの起点として位置付けられる。


ii — Editorial

意匠分析

Visual analysis

ケース径は41mmで前任26331STと同じだが、厚みは約11mmから12.4mmへと増している。差分の主因は搭載される直径32mmのCal.4401の寸法にある。薄さと引き換えに得たのは、均等な大きさに揃ったサブダイヤルと、文字盤の縁に寄せたデイト窓の配置である。

ケースの面構成も再調整された。50周年の改訂ではケースとブレスにも細かな手が入ったとされ、サテン仕上げとポリッシュ面の対比が保たれている。防水は50mである。

文字盤側では、サブダイヤル三つが同一径に揃えられたことが最大の変更点となる。前任26331STでは6時位置の秒針サブダイヤルが他の二つより小さく、わずかにバランスを欠いていた。26240STではこの差が解消され、6時、9時、3時のサブダイヤルが対称に並ぶ。デイト窓は4時と5時の間に位置するが、ムーブメント径の拡大にともないベゼルにより近い位置へと移動している。インデックスとロイヤルオーク・ハンドには夜光が施され、12時下にはアプライドのブランドロゴが配される。

ケースバックのサファイア越しには、2022年生産分のみに与えられた50周年記念ローターと、コラムホイールと垂直クラッチを組み合わせたフライバック・クロノグラフ機構が見える。調速機は全受けで支えたフリースプラング式で、毎時28,800振動、パワーリザーブは70時間。フライバックのための追加のレバーが、裏側の景観をいっそう複雑にしている。


iii — Editorial

系譜と歴史

Lineage

26240ST.OO.1320ST.01は、ロイヤルオーク50周年の新作群の一つとして2022年1月に発表された。同社はすでにSIHH(後のWatches and Wonders)から離れており、50周年コレクションも単独で発表されている。26240は全11仕様で、スチールの26240STはブルー(.01)、ブラック(.02)、シルバー(.03)、カーキグリーン(.04)の4色、ほかにピンクゴールドの26240ORが7仕様あった。2022年生産分には50周年記念のローターが組み込まれている。

2022年の生産を終えると記念ローターの仕様は終わり、2023年以降は通常のローターに切り替えられた。ブルー文字盤の後継は型番の末尾を改めて継承されたとされる。

結果として26240ST.OO.1320ST.01は、Cal.4401搭載の現行ロイヤルオーク・クロノグラフ世代の起点であり、同時に「50 Years」ローターを伴う一年限りの仕様としても識別される一本となった。イエローゴールド版26240BAなどの追加は2024年以降の出来事で、本Refの生産期間とは重ならない。


Sources

出典

本文の執筆にあたって参照した資料。閲覧日は内容を確認した日を示す。

  1. 01 公式 Code 11.59 公式 · Audemars Piguet · 2026.08.15 閲覧 Audemars Piguet · 2026.08.15
  2. 02 専門メディア 2022 Audemars Royal Oak Selfwinding 37mm Chronograph 38mm / 41mm 専門メディア · Monochrome Watches · 2026.10.12 閲覧 Monochrome Watches · 2026.10.12
  3. 03 専門メディア Audemars Piguet Introduces the Royal Oak Chronograph 41 mm Ref. 26240 専門メディア · SJX Watches · 2026.10.12 閲覧 SJX Watches · 2026.10.12
02 — Price history

価格推移

2022 · WatchLedger market index
2022-01-28 · EUR 32,5002022-10-07 · EUR 34,800€32,500€33,075€33,650€34,225€34,8002022-012022-10

出典: WatchBase 観測価格 · 通貨タブ(JPY / USD / EUR)で系列を切替できます。

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03 — Derivatives

同型・派生 Ref

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