TERM · 用語 · タ行
トリプルセンサー
Triple Sensor
方位・気圧高度・温度の3種を計測する、カシオが用いる搭載センサー群の呼称
DEFINITION · 定義
トリプルセンサーとは、方位・気圧および高度・温度の3種類を計測するセンサーを搭載した機能の呼称である。カシオが自社製品で用いる名称だが、この3要素を組み合わせる構成そのものは登山や作業現場向けの時計で広く採られている。
方位は磁気センサーが地磁気を検出して求める。周囲の磁性体や電子機器の影響を受けるため、使用前に較正が必要となる。気圧は圧力センサーが測り、高度はその気圧値から換算して求める。したがって天候の変化によって気圧が動けば、実際の高度が変わらなくても表示は上下する。温度センサーは外気温を測るが、着用したままでは体温が伝わるため、時計を外してしばらく置いてから読む必要がある。
いずれも測定値には前提条件が伴い、専用の計測機器と同等の精度を持つものではない。行動の目安として使う機能と位置づけられる。
カシオは1994年の ATC-1100 で初めてトリプルセンサーを搭載し、翌1995年の DPX-500 でプロトレックのブランドを始めた。センサーは小型化と低消費電力化が段階的に進められ、2002年の PRG-50 でソーラー充電によるセンサーの駆動が実現した。2016年には加速度センサーを補助に使い、腕の傾きを補正する方位計測も加わった。装備を増やさずに環境情報を得る手段として、防塵防泥構造を備えた系統に搭載される例が多い。
— SOURCES
出典
本文の執筆にあたって参照した資料。閲覧日は内容を確認した日を示す。
- 01 公式 トリプルセンサー | CASIO
- 02 公式 温度計測機能 | CASIO
- 03 公式 トリプルセンサー
- 04 専門メディア In-Depth: Outdoor Adventures with the G-SHOCK Mudmaster GWG-B1000