TERM · 用語 · タ行
トノー型
Tonneau Case
両側面を外へふくらませた樽形の時計ケース形状。名称は仏語で樽を意味する tonneau に由来
DEFINITION · 定義
トノー型(Tonneau Case)とは、角を丸めた長方形の両側面を外へふくらませた、樽形の時計ケースの形状である。樽型とも呼ばれ、名称はフランス語で樽を意味する tonneau に由来する。クッション型と近い形だが、トノー型は縦方向に長く伸びた比率を持つ点で区別される。

早い時期の腕時計の作例に、カルティエが1906年に発表した「トノー」がある。1904年のサントスに続く同社初期の腕時計で、細長く、手首に沿って湾曲したケースを持つ。この形は、アール・デコの意匠が広まった1920〜1940年代に流行したとされる。1960年代末から1970年代初頭には、クロノグラフやダイバーズウォッチにも多く用いられたとされる。
現代では、リシャール・ミルが2001年発表の最初のモデル RM 001 でトノー型ケースを採用した。以後、この形を同社の代表的な意匠としている。
— SOURCES
出典
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