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TERM · 用語 · サ行

ソーラー充電

Solar Charging

文字盤を透過した光を電力に変え、二次電池に蓄えて駆動するクォーツ時計の方式

DEFINITION · 定義

ソーラー充電とは、時計に組み込んだ太陽電池で発電し、その電力を二次電池に蓄えて駆動する方式である。一次電池を用いる通常のクォーツ時計と異なり、定期的な電池交換を必要としない。カシオのタフソーラー、シチズンのエコ・ドライブなどが代表的な実装として知られる。シチズンは1976年に、文字盤に8つの小さな太陽電池を並べたアナログ式の光発電時計クリストロン ソーラーセルを出し、これがエコ・ドライブの前身となった。カシオのタフソーラーは1998年のG-SHOCK DW-9300J に初めて搭載された。

太陽電池は文字盤の直下に配置される。光を通す必要があるため、文字盤には透過性のある素材や微細な開口が用いられ、意匠上の制約となる。発電した電力は内蔵の二次電池に蓄えられ、光の当たらない状態でも機種によっては長期間にわたって駆動が続く。暗所に置くと表示を一時的に消すなどして消費を抑えるパワーセービング機能を備えるものも多い。

蛍光灯のような室内光でも充電できるが、発電量は太陽光に比べて大きく劣る。二次電池は充放電の繰り返しで劣化する消耗品であり、長期の使用では交換が必要になる。

標準電波の受信と組み合わせると、電池交換と時刻合わせという2つの保守作業がいずれも不要になる。屋外や現場での長期使用を前提とする時計で、この組み合わせが採られる理由である。

— SOURCES

出典

本文の執筆にあたって参照した資料。閲覧日は内容を確認した日を示す。

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