TERM · 用語 · タ行
手巻き
Manual Winding
リューズを手で回してゼンマイを巻く、機械式時計の伝統的な動力供給方式
DEFINITION · 定義
手巻き(Manual Winding)とは、リューズを手で回して香箱内のゼンマイを巻き上げる、機械式時計の動力供給方式である。自動巻きが普及する以前は、機械式時計の標準的な巻き上げ方式であった。
リューズの回転は巻真とキーレス機構を介して香箱に伝わり、ゼンマイにトルクを蓄える。蓄えられたトルクが歯車列を駆動し、針を動かす。パワーリザーブの長さはキャリバーにより異なる。
自動巻きと異なり回転錘(ローター)を持たないため、ムーブメントを薄く設計しやすく、シースルーバックでは機構全体がローターに隠れずに見える。一方で、止まれば再び動かすために毎回リューズを巻く必要がある。
現代でも、A. ランゲ&ゾーネのキャリバーL951.8やオメガ スピードマスター プロフェッショナルのCal. 3861などが手巻きを採用している。薄く仕上げやすいことから、ドレスウォッチにも向くとされる。
— SOURCES
出典
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