本文へ
TERM · 用語 · タ行

手巻き

Manual Winding

リューズを手で回してゼンマイを巻く、機械式時計の伝統的な動力供給方式

DEFINITION · 定義

手巻き(Manual Winding)とは、リューズを手で回して香箱内のゼンマイを巻き上げる、機械式時計の動力供給方式である。自動巻きが普及する以前は、機械式時計の標準的な巻き上げ方式であった。

リューズの回転は巻真とキーレス機構を介して香箱に伝わり、ゼンマイにトルクを蓄える。蓄えられたトルクが歯車列を駆動し、針を動かす。パワーリザーブの長さはキャリバーにより異なる。

自動巻きと異なり回転錘(ローター)を持たないため、ムーブメントを薄く設計しやすく、シースルーバックでは機構全体がローターに隠れずに見える。一方で、止まれば再び動かすために毎回リューズを巻く必要がある。

現代でも、A. ランゲ&ゾーネのキャリバーL951.8やオメガ スピードマスター プロフェッショナルのCal. 3861などが手巻きを採用している。薄く仕上げやすいことから、ドレスウォッチにも向くとされる。

— SOURCES

出典

本文の執筆にあたって参照した資料。閲覧日は内容を確認した日を示す。

  1. 01 報道 The Omega Speedmaster Moonwatch Professional Co-Axial Master Chronometer 報道 · Gear Patrol · 2026.10.10 閲覧 Gear Patrol · 2026.10.10
  2. 02 専門メディア The ABCs of Time - How Are Mechanical Watches Wound? A Guide to Automatic and Manual Movements 専門メディア · Monochrome Watches · 2026.10.10 閲覧 Monochrome Watches · 2026.10.10
  3. 03 専門メディア Watch Movements Explained: Automatic, Manual-Wind, Quartz, and More 専門メディア · WatchTime · 2026.10.10 閲覧 WatchTime · 2026.10.10