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Rolex · Explorer II · 2021

Explorer II Stainless Steel / White

誕生50年の節目、2021年に世代交代した現行エクスプローラーII。視認性を研ぎ直した白文字盤「ポーラー」

226570-0001は、2021年4月に発表された現行エクスプローラーIIの白文字盤仕様で、通称「ポーラー」と呼ばれる。42mmのオイスタースチールケースと固定24時間ベゼルという外装は前任216570からほぼ継承しつつ、ムーブメントは新世代のCal.3285へ刷新された。針とインデックスは艶消し黒のPVD加工を施したホワイトゴールド製に改められ、反射を抑えた白文字盤の視認性がさらに磨かれている。Explorer II誕生50周年の年に登場した、堅実な世代更新である。

Ref. 226570-0001
発表年 2021
状態 現行品
限定 通常生産
コレクション Explorer II
カテゴリ フィールド
キャリバー 3285
ケース径 42 mm
防水 100 m
関連人物 ハンス・ヴィルスドルフ
GMT デイト
01 — Specification

仕様

As of WatchBase sync · 2026.06.10
Case · ケース
素材 Stainless Steel
形状 Round
42 mm
ガラス Sapphire
裏蓋 Closed
防水 100 m
Movement · ムーブメント
キャリバー 3285
タイプ Automatic
振動数 28,800 bph
石数 31 石
パワーリザーブ 70 時間
Dial · 文字盤 / Hands · 針
文字盤色 White
インデックス Stick / Dot
Rolex Professional (Maxi)
i — Editorial

設計思想

Design philosophy

1. 50周年の年の、静かな世代交代

2021年4月7日、デジタル開催となったWatches and Wonders 2021で、ロレックスはエクスプローラーとエクスプローラーIIを同時に刷新した。エクスプローラーIIにとっては、初代Ref. 1655の登場(1971年)からちょうど50年の節目である。記念限定や復刻意匠を期待する声も少なくなかったが、ロレックスが選んだのは通常の世代更新だった。前任の216570も2011年、誕生40周年の年に登場しており、10年周期の更新がそのまま踏襲された形になる。発表時から白文字盤の226570-0001と黒文字盤の226570-0002の2本立てで、この構成も216570時代から変わらない。

2. 本丸はCal.3285への移行

世代交代の中核はムーブメントである。216570のCal.3187に代わり、GMTマスターIIと共通のCal.3285が搭載された。効率を高めた独自脱進機クロナジー・エスケープメントと、耐磁性に優れる合金製のブルーパラクロム・ヒゲゼンマイを備え、パワーリザーブは48時間から約70時間へ延びた。2015年のCal.3255を起点にロレックスが順次展開してきた32系キャリバーが、これでエクスプローラーIIにも到達したことになる。一方、外装の変更は控えめだった。2020年のサブマリーナ刷新で示されたケース造形の見直し、すなわちラグを細身に削りブレスレットを広げて比率を整える手法が、ここでも踏襲された。ベゼルは1971年以来のスチール製を堅持し、セラクロム化は見送られている。

3. 「ポーラー」であることの意味

白文字盤はロレックスのプロフェッショナルモデルでは数少ない存在で、エクスプローラーIIでは1980年代半ばの16550以来の伝統である。極地を思わせる「ポーラー」の通称で親しまれ、216570世代では黒文字盤に並ぶ人気を集めたとされる。そして226570世代で最も目に見える変更は、この白文字盤側に集中した。針とインデックスの仕様が改められた-0001は、数字の上ではほとんど動かなかった世代交代のなかで、ひと目で新旧を見分けられる数少ない手がかりとなっている。黒文字盤の-0002が受けた変更が針の仕上げにとどまったのに対し、白文字盤は針とインデックスの両方に手が入った点で、本世代の意匠更新を最も体現する1本といえる。


ii — Editorial

意匠分析

Visual analysis

白ラッカー文字盤の上で、針とインデックスはホワイトゴールドの土台に艶消しの黒PVD加工を施した仕様へ改められた。前任216570の白文字盤では光沢のある黒コーティングが用いられていたが、艶消し化の狙いは反射を抑え、白地に黒という強いコントラストを安定させることにあると説明される。夜光は最適化されたクロマライトへ更新され、日中はより白く見え、暗所での青い発光はより長く持続するとされる。オレンジの24時間針は216570から引き継がれた意匠で、初代1655への目配せでもある。

ベゼルは放射状のブラッシュ仕上げを施したスチール製で、刻印した24時間目盛に黒を充填する。セラミックベゼル全盛の現行スポーツラインにあって、エクスプローラーIIは1971年以来のスチールベゼルを守り続けており、226570でもその伝統は揺らがなかった。

ケースは42mmのオイスタースチール。上面はブラッシュ、側面はポリッシュという使い分けは従来通りだが、ラグは内側の面が削られて細身になり、リューズガードはより角の立った形状へ改められた。風防は内面に無反射コーティングが加えられ、サイクロップスレンズ越しの日付表示と文字盤全体の見やすさを底上げしている。

ブレスレットは3列リンクのオイスターで、最も広い箇所で約1mm拡幅されたとされる。細くなったラグと広がったブレスの組み合わせは、2020年のサブマリーナで示された比率の再設計をなぞるものだ。クラスプはセーフティキャッチ付きのオイスターロックで、約5mmのイージーリンク・エクステンションを備える。サブマリーナのグライドロックのような無段階調整は持たず、陸のツールウォッチとしての割り切りがここに表れている。


iii — Editorial

系譜と歴史

Lineage

2021年4月7日、デジタル開催となったWatches and Wonders 2021でロレックスは新作群を発表し、エクスプローラーII 226570はその柱の1つを占めた。白文字盤の226570-0001と黒文字盤の226570-0002は当初から同時に発表され、いずれも即日カタログへ加わった。この年は初代Ref. 1655の登場から50年にあたり、同時に36mmのエクスプローラー(124270/124273)も刷新されている。ロレックスは公式の年次発表でも「探検」を主題に掲げ、エクスプローラー兄弟を前面に据えた。前任216570の生産は同年で終了し、市場への供給は2021年中に始まった。

発表後、公式にアナウンスされた仕様変更はない。文字盤、ベゼル、ブレスレットの構成は登場時のまま維持され、素材違いや限定仕様といった派生Refも追加されていない。エクスプローラーIIは歴代を通じてスチールのみ、白と黒の2文字盤体制を守っており、226570世代もその例に漏れない。2022年から2026年までのWatches and WondersでもエクスプローラーIIの更新は見送られ、発表から5年を経た2026年6月現在も、226570-0001は現行モデルとして継続生産されている。

02 — Price history

価格推移

2021–2026 · WatchLedger market index
2021-04-06 · EUR 8,1002022-01-19 · EUR 9,0002023-01-13 · EUR 9,6502024-01-02 · EUR 10,0502025-03-11 · EUR 10,1502026-02-03 · EUR 10,450€8,100€8,688€9,275€9,863€10,4502021-042026-02

出典: WatchBase 観測価格 · 通貨タブ(JPY / USD / EUR)で系列を切替できます。

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03 — Derivatives

同型・派生 Ref

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