自らの引き出しを開ける
エテルナは1856年にグレンヘンで創業し、自動巻のボールベアリング・ローター機構や、後にETAとなるムーブメント製造で知られる。長い歴史のなかで、同社は技術上の先例と意匠の原型を数多く残してきた。2010年に発足したヘリテージは、その蓄積を現代の時計として甦らせるための専用ラインである。実用コレクションのコンティキやエテルニティとは別に、過去の名作そのものを復刻する枠として設けられた。新たに何かを生み出すのではなく、自らの引き出しを開けるという発想が、このシリーズの出発点にある。