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Breitling · Chronomat 40 GMT · 2023

Chronomat 40 GMT Stainless Steel - Platinum / Ice Blue

クロノマット GMT 40 にプラチナベゼルとアイスブルー文字盤を組み合わせた、2024年追加の上位バリエーション

ブライトリング クロノマット オートマチック GMT 40 のリファレンス P32398101C1S1 は、2022年に始動したGMT 40コレクションへ2024年に追加された上位バリエーションである。基幹モデルがステンレススチールケースに鋼製ルーローブレスを組み合わせる構成なのに対し、本Refはケースサイドにステンレス、ベゼルにプラチナを採用し、文字盤にもコレクション既存5色とは別系統のアイスブルーが当てられる。ベルトは黒のラバー製ルーロー型ストラップで、ケース径40mm、ムーブメントはCOSC認定のCal.32を搭載する。

Ref. P32398101C1S1
発表年 2023
状態 現行品
限定 限定 288
コレクション Chronomat 40 GMT
カテゴリ ラグジュアリースポーツ
キャリバー Caliber 32
ケース径 40 mm
防水 100 m
GMT デイト
01 — Specification

仕様

As of WatchBase sync · 2026.05.26
Case · ケース
素材 Platinum, Stainless Steel
形状 Round
40 mm
厚さ 11.7 mm
ガラス Sapphire
裏蓋 Closed
防水 100 m
Movement · ムーブメント
キャリバー Caliber 32
タイプ Automatic
振動数 28,800 bph
石数 21 石
パワーリザーブ 42 時間
Dial · 文字盤 / Hands · 針
文字盤色 Blue
インデックス Stick / Dot
Stick
i — Editorial

設計思想

Design philosophy

2020年代に入って腕時計市場では、中庸サイズへの回帰と、日常に置けるGMTという二つの流れが静かに広がっていた。スポーツウォッチが40〜42mmへ寄り直し、クロノグラフではなく3針+GMTという構成が改めて支持を集めはじめた時期である。クロノマットというコレクションは、しかしこの両方の流れから少し離れた場所にあった。2020年の大刷新は42mmと44mmのクロノグラフを主役とした構成で、3針の36mmと32mmが脇を固める形になっており、40mmの中央ど真ん中が空席のまま2年が過ぎていたのである。

2022年——空白の埋め方

2022年10月に発表されたクロノマット オートマチック GMT 40は、その空席を素朴に「サイズを足す」だけで埋めなかった。発表に際して採られたのは、クロノマットを名乗りながらクロノグラフを外し、代わりにGMT機構を据えるという構成である。3針モデルとして36mmと32mmが先行していたとはいえ、現行世代でGMT専用のクロノマットが現れたのはこれが初である。同時に、4つのライダータブ付きベゼル、タマネギ型のリュウズ、ルーローブレスといったコレクションの記号は手放されておらず、見た目においてクロノマットであることは揺らがない。サイズと機能の刷新を、意匠の継承から切り分けた設計判断と読める。

2024年——プラチナベゼルでの拡張

P32398101C1S1は、その2022年構成を出発点にして2024年に追加されたバリエーションである。基幹の「ステンレスのみ」という素材構成にプラチナベゼルを足し、文字盤にもコレクション既存5色のいずれでもないアイスブルーを当て、ベルトもブレスではなく黒のラバーへ差し替えられた。並びの中で見ると、鋼ブレス仕様の硬質な印象から一歩離れ、より落ち着いた銀色のグラデーションでまとめられた一本になっている。コレクション内で初めて、文字盤と素材とベルトを同時に上位グレードへ振った構成である。

兄弟Refとの関係

同じケースとムーブメントを共有する基幹Refとしては、A32398101C1A1(ブルー文字盤・スチールブレス)が直接の比較対象となる。両者はムーブメント、寸法、防水性能、ベゼル機構を共有しているが、ベゼル素材、文字盤色、ベルト素材、そしてGMT針の色までもが異なる。同世代の派生としては、グリーン文字盤のプラチナベゼル仕様 P323981A1L1A1 や、地域限定の中国向け A323981A1C1A1 などが存在し、P-系列はおおむね素材グレードを一段上げた上位構成として位置づけられている。


ii — Editorial

意匠分析

Visual analysis

P32398101C1S1の設計上の特徴は、3つの選択に集約される。ベゼル素材のプラチナ化、アイスブルー文字盤の採用、そしてラバーストラップとの組み合わせである。

ベゼルは一方向回転式のラチェット機構を保ちつつ、素材をプラチナに換えている。表面はポリッシュ基調で、4箇所のライダータブ(3時・6時・9時・12時)のみブラスト調のサテン仕上げに切り替えられている。ステンレスケースとプラチナベゼルの組み合わせは、視覚的には同系の銀色トーンに収まるが、光を受けたときの反射の質には差が出る。クロノマットの伝統である「タマネギ型」のリュウズ、ライダータブ付きベゼルといった意匠は本Refでも継承されており、コレクション全体のアイデンティティは保たれている。

文字盤は淡いアイスブルーで、6時位置にデイト表示を備える。アプライドのバトンインデックスにはスーパールミノヴァが充填され、針も同様に夜光処理が入る。コレクションの標準仕様では赤いGMT針が時刻を24時間スケールで指し示すが、本Refではこの針が文字盤と同系のブルーに変更されており、矢印形の先端のみが夜光塗料で発光する仕様となる。文字盤外周のフランジ上には24時間スケールが配される。色相の選択は、シリーズ標準の「黒文字盤+赤針」という高コントラスト路線から、同色系で揃える落ち着いた方向へ振り直されている。

寸法そのものは基幹Refと共通だが、ストラップが鋼製ルーローブレスから黒のラバー製ルーロー型ストラップに変わったことで、装着感の方向性は明確に異なる。ストラップはテーパードした形状で、ステンレススチール製のフォールディングクラスプを備える。リュウズはスクリュー式で2つのガスケットによってシールされ、200m防水が確保される。風防は両面無反射処理のドーム型サファイアクリスタル、ケースバックは無垢のスクリュー式バックとなる。


iii — Editorial

系譜と歴史

Lineage

2020年、ブライトリングは約30年ぶりにクロノマットを大刷新し、現行世代を始動させた。初代は42mmと44mmのクロノグラフを軸とし、翌年に36mmと32mmの3針モデルが加わったが、40mmは空白のまま残されていた。

その空白を埋めるかたちで、2022年10月にクロノマット オートマチック GMT 40 が発表された。シリーズ初の40mmケース、シリーズ初のGMT専用機構搭載、そして現行クロノマットの中で「クロノマット」を名乗りながらクロノグラフを持たない初めてのGMT構成という三点を備えての登場である。発表時のラインアップは、ステンレススチールケースとルーローブレスの組み合わせで、文字盤色は黒、白、ブルー、グリーン、アンスラサイトの5種類が用意された。基幹Refは A32398101 で、文字盤色によって末尾が変化する体系である。

P32398101C1S1は、この基幹コレクションが3年目を迎えた2024年に追加された派生Refである。コレクション既存5色とは異なるアイスブルー文字盤と、ベゼルにプラチナを採用した素材構成が新たに導入され、ベルトには黒のラバー製ルーロー型ストラップが組み合わされた。コレクション内で初めて、ブレスではなくラバーを標準とする上位バリエーションでもある。

コレクション全体としての派生展開は2024年以降も続き、グリーン文字盤のプラチナベゼル仕様 P323981A1L1A1、ジャイアニス・アデトクンボとの2024年コラボレーション、各種NFLチームエディション、地域限定モデルなどが順次追加された。本Refは執筆時点で現行モデルとしてブライトリング公式カタログに残る。

02 — Price history

価格推移

2023 · WatchLedger market index
2023-10-03 · EUR 7,500€7,499€7,500€7,500€7,501€7,5012023-102023-10

出典: WatchBase 観測価格 · 通貨タブ(JPY / USD / EUR)で系列を切替できます。

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03 — Derivatives

同型・派生 Ref

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