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Audemars Piguet · Royal Oak Offshore · 2017

Royal Oak Offshore 26470 Stainless Steel / Black / Alligator

2017年、26470世代に追加された42mmオフショア・クロノグラフ。黒地に青レジスターを組む通称「リアル・バットマン」

26470ST.OO.A028CR.01は、2017年のSIHHで発表されたロイヤル オーク オフショア・クロノグラフ42mmの追加モデルである。母体となる26470シリーズは2014年に先行する26170を置き換えて登場した第二世代で、本Refはその3年後にラインへ加わった派生にあたる。ケース径42mmのスチール、黒のメガタペストリー文字盤に対し、3つのレジスターとインナーベゼルが深いブルーで配色される。コレクターのあいだで「リアル・バットマン」の通称が定着した、26470世代を代表する一本である。

Ref. 26470ST.OO.A028CR.01
発表年 2017
状態 現行品
限定 通常生産
コレクション Royal Oak Offshore
カテゴリ ラグジュアリースポーツ
キャリバー AP 3126 / 3840
ケース径 42 mm
防水 100 m
関連人物 ジュール=ルイ・オーデマ
クロノグラフ デイト
01 — Specification

仕様

As of WatchBase sync · 2026.05.11
Case · ケース
素材 Ceramic, Stainless Steel
形状 Other
42 mm
厚さ 14.18 mm
ガラス Sapphire
裏蓋 Open
防水 100 m
Movement · ムーブメント
キャリバー AP 3126 / 3840
タイプ Automatic
振動数 21,600 bph
石数 59 石
パワーリザーブ 50 時間
Dial · 文字盤 / Hands · 針
文字盤色 Black
インデックス Arabic Numerals
Stick
i — Editorial

設計思想

Design philosophy

SIHH 2014からの3年、26470世代の拡張として

26470ST.OO.A028CR.01は、2017年1月のSIHHでロイヤル オーク オフショア・クロノグラフ42mmの追加モデルとして発表された。母体となる26470シリーズは、2014年のSIHHで先行する26170を置き換えて登場した第二世代である。AP自社製キャリバー3120をベースにデュボア・デプラ製クロノグラフモジュールを載せたCal.3126/3840を継承しつつ、リューズとプッシャーをラバーコート金属からブラックセラミックに置換し、ケースバックをサファイアの透明仕様へ改めた——これが2014年の世代交代の中核であった。

その3年後、AP は26470ラインに新たな色の組み合わせを加える。本Refとともに2017年SIHHで発表されたのは、ブラウン文字盤の26470ST.OO.A820CR.01、イエローゴールド+ブルー文字盤の26470BA.OO.1000BA.01、そしてプラチナの26470PT.OO.1000PT.01。スチール2本+貴金属2本という構成である。

「リアル・バットマン」の異名

本Refの最も識別性のある選択は、黒のメガタペストリー文字盤に対し、3つのインダイヤルとインナーベゼル(チャプターリング)をいずれも深いブルーで染め分けた点にある。光の角度によってはほぼ全面が黒に見え、角度を変えるとブルーが浮かび上がる——この陰影の効果から、英語圏のコレクター・コミュニティで「リアル・バットマン」の通称が定着した。Watch Collecting Lifestyleが2017年12月の実機レビューでこの呼称を用いて以来、二次流通の文脈でも同名で参照されることが多い。

26470世代の延長線上として

ラインアップ全体としての26470は、ロイヤル オーク オフショアの起源——1993年の25721——から続く42mmという寸法を維持している。同時にこの世代は、2007年に26170で導入されたCal.3126/3840を、改めてサファイアバック越しに「見せる」ことを選んだ世代でもあった。本Refは、その「見える」設計と42mmの伝統的寸法を引き継ぎつつ、26470ラインに新たな配色解を加えた一本といえる。


ii — Editorial

意匠分析

Visual analysis

ケースは42mmのステンレススチール、厚さ14.55mm、100m防水。八角形ベゼルと8本の露出ネジ、ラグ脇に張り出したクラウンガード——ロイヤル オーク オフショアの基本構造はそのまま保たれる。26470世代から導入された変更点として、リューズとクロノグラフプッシャーはブラックセラミックで成型され、ベベル部にのみ光沢仕上げが入る。リューズ中央にはブラッシュ仕上げのスチール製インサートが組まれ、AP の刻印が入る。

文字盤は黒のメガタペストリー仕上げ。中央から外に向かって正方形の凹凸が広がるパターンは、オフショアの識別記号として1993年から続く。本Refではこの黒の地に対し、9時位置の小秒、12時位置の30分積算、6時位置の12時間積算の各サブダイヤルが深いブルーで配色される。インナーベゼルも同色のブルーで、5分ごとのインデックスが白で刷られる。スリムなアラビア数字インデックスにはホワイトゴールドの縁取りが施され、夜光素材が充填される。針もホワイトゴールド製のロイヤル オーク針——内側にスリットの入った独特のシェイプ——に夜光が乗る。

ストラップは「ラージ・スクエア・スケール」と呼ばれる方形鱗のブルー・アリゲーターで、白い手縫いステッチで仕上げられる。バックルはスチール製のピンバックル、20mm幅へテーパーする。同じ26470世代でもダイバーや44mmモデルが用いる幅広のホーンバックではなく、本Refではより上品な腹側方形鱗が選ばれている。

ムーブメントは、サファイアケースバック越しに見える。AP自社製の自動巻きキャリバー3120を基盤に、デュボア・デプラ製クロノグラフモジュールを積んだCal.3126/3840——365部品、59石、毎時21,600振動 (3Hz)、最低約50時間のパワーリザーブ。22Kゴールドのオシレーティングウェイトはセラミックボールベアリング上に組まれ、表面にはオドマールとピゲ両家の家紋が彫られる。


iii — Editorial

系譜と歴史

Lineage

2017年1月、ジュネーヴで開催されたSIHH 2017にて発表。同年、ロイヤル オーク オフショア・クロノグラフ42mm(26470シリーズ)に追加された4つの新Refのうちのひとつとして紹介された。同時発表のステンレス2本のうち、本Refはブラックダイヤル/ブルーレジスター仕様、もうひとつはブラウンダイヤル仕様の26470ST.OO.A820CR.01であった。残る2本は18Kイエローゴールドの26470BA.OO.1000BA.01と、プラチナ950の26470PT.OO.1000PT.01である。発表時のスイスでの定価はCHF 23,500とされる。

26470シリーズそのものは2014年のSIHHで26170を置き換えて発足しており、本Refは世代交代から3年目の追加投入にあたる。発表後ほどなく英語圏のコレクター・コミュニティで「リアル・バットマン」の通称が広まり、Watch Collecting Lifestyleが同年12月に同名でハンズオン記事を公開している。

2010年代後半を通じて、AP は26470ステンレス42mmクロノグラフに段階的に新たな色違いを加えていった。たとえばシガーブラウン文字盤にカリビアンブルーのカウンターを組む26470ST.OO.A099CR.01.A(通称「アップデーテッド・ハバナ」)などがそれにあたる。本Refもこの流れの中で、後年カタログ上の参照表記が「26470ST.OO.A028CR.01.A」へと拡張されている。

42mmオフショア・クロノグラフの系譜としては、2021年に新世代の自社製クロノグラフキャリバーを搭載するRef.26238シリーズが登場し、ラインの中心は段階的にそちらへ移行していった。

02 — Price history

価格推移

2020–2021 · WatchLedger market index
2020-02-20 · EUR 27,6002020-07-07 · EUR 28,5002021-03-30 · EUR 30,700€27,600€28,375€29,150€29,925€30,7002020-022021-03

出典: WatchBase 観測価格 · 通貨タブ(JPY / USD / EUR)で系列を切替できます。

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03 — Derivatives

同型・派生 Ref

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