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A. Lange & Söhne · Saxonia · 2024

Datograph Up/Down White Gold / Blue

ダトグラフ誕生25周年を記念し、アップ/ダウンに初投入されたホワイトゴールドケースとブルーダイヤルの組み合わせ、世界125本限定

Ref. 405.028は、2024年のWatches and Wondersでダトグラフ誕生25周年を記念して発表されたダトグラフ・アップ/ダウンの限定モデルである。プラチナのRef. 405.035、ピンクゴールドのRef. 405.031に続く三本目の素材展開で、本シリーズにホワイトゴールドケースとブルーダイヤルが初めて投入された。ケース径41mm、厚さ13.1mmの18Kホワイトゴールド製ケースに、シルバー925製のブルーダイヤル、自社製フライバック・クロノグラフCal. L951.6を組み合わせる。世界125本限定。

Ref. 405.028
発表年 2024
状態 現行品
限定 限定 125
コレクション Saxonia
カテゴリ ドレススポーツ
キャリバー L951.6
ケース径 41 mm
関連人物 フェルディナント・アドルフ・ランゲ / ヴァルター・ランゲ
クロノグラフ フライバック デイト パワーリザーブ
01 — Specification

仕様

As of WatchBase sync · 2026.05.23
Case · ケース
素材 White Gold
形状 Round
41 mm
厚さ 13.1 mm
ガラス Sapphire
裏蓋 Open
Movement · ムーブメント
キャリバー L951.6
タイプ Handwound
振動数 18,000 bph
石数 46 石
パワーリザーブ 60 時間
Dial · 文字盤 / Hands · 針
文字盤色 Blue
インデックス Stick / Dot
Alpha
i — Editorial

設計思想

Design philosophy

1. ダトグラフ25年の節目に置かれた一本

1999年のバーゼルフェアで初代ダトグラフ(Ref. 403.035)が発表されてから25年を経た2024年、A.ランゲ&ゾーネはWatches and Wonders Genevaの場で本機Ref. 405.028を世に出した。プラチナのRef. 405.035(2012年導入)、ピンクゴールドのRef. 405.031(2015年導入)に続くダトグラフ・アップ/ダウン三本目の素材展開であり、ホワイトゴールドケースの選択肢を初めて本シリーズに加える役割を担う。

ダトグラフは、1990年のブランド再興からわずか9年で世に出た同社初の自社クロノグラフであり、コラムホイール式のフライバック機構、プレシジョン・ジャンピング・ミニッツカウンター、ランゲを象徴するアウトサイズデイトを一台にまとめた一作として、業界に強い印象を残した。本機は、その出発点から四半世紀を区切る記念碑として位置づけられている。

2. アップ/ダウンというプラットフォーム

2012年に発表されたRef. 405.035は、初代ダトグラフ(Cal. L951.1、パワーリザーブ36時間)に対して、ケース径を39mmから41mmへ拡大し、新世代のCal. L951.6を搭載した世代刷新であった。最大の変更点は、6時位置にAUF/AB(アップ/ダウン)のパワーリザーブ表示が追加されたこと、そしてパワーリザーブが60時間へ延ばされたことだった。本機Ref. 405.028はこの2012年型をそのまま設計上のベースとし、ケース寸法とムーブメント構成を共有したうえで、素材とダイヤルカラーのみを置き換えた構成である。

3. 限定の数と兄弟機との関係

世界125本という生産数は、ダトグラフ誕生25周年を意識した数字として広く受け止められている。同じWatches and Wonders 2024では、最上位記念モデルとしてダトグラフ・パーペチュアル・トゥールビヨン・ハニーゴールド「ルーメン」も併せて発表されており、本機はその対をなす、より到達しやすい価格帯の記念モデルとして位置づけられた。なお、ダトグラフ・アップ/ダウンの過去の限定派生としては2018年のルーメン仕様(Ref. 405.034、限定200本)があり、本機はそれ以来となる本格的な限定派生に当たる。


ii — Editorial

意匠分析

Visual analysis

本機の設計は、2012年に確立されたRef. 405.035の建築をホワイトゴールドという素材と、ダトグラフ・アップ/ダウンに初投入されるブルーダイヤルへ置き換えた点に集約される。ケースは直径41mm、厚さ13.1mmで、寸法は既存のプラチナ・ピンクゴールド版と同一である。仕上げは、ベゼルと特徴的なノッチ付きラグの表面をポリッシュ、ケースサイドはサテンとし、面と稜の対比でケース全体に陰影を与える、シリーズ通底の処理が踏襲される。同寸のプラチナ版に対して、ホワイトゴールドはわずかに軽く、装着時のバランスは異なる。

ダイヤルはシルバー925の無垢素材にブルーを施し、4時位置の30分積算計と8時位置のスモールセコンドのサブダイヤルには、地のブルーと対照を成すロジウムカラーの装飾が入る。インデックスはホワイトゴールド製のバトン型アプライド。時針、分針、6時位置のパワーリザーブ針はロジウムメッキを施したホワイトゴールド製で夜光が入り、クロノグラフ秒針はロジウムメッキ仕上げのスチール、サブダイヤルの針はブルースチールで揃えられる。12時位置にはランゲの代名詞であるアウトサイズデイトが配される。リューズはフルートカット、操作系はクロノグラフ用の2時・4時プッシャーに加え、デイト・クイックセット用の押しボタンが独立して設けられる。

ムーブメントは手巻きCal. L951.6。451点の部品から構成され、ランゲ伝統の二度組(完成後に分解しもう一度組み立て直す工程)を経て仕上げられる。緩急針を持たずテンプ側の偏心錘で調整するフリースプラング機構、コラムホイール式クロノグラフ、サファイアクリスタル製シースルーバックから観察できる手彫りのテンプ受けなど、シリーズ全機に共通する構成と仕上げを踏襲する。


iii — Editorial

系譜と歴史

Lineage

Ref. 405.028は、2024年4月9日から15日にかけてスイス・ジュネーブで開催されたWatches and Wonders Geneva 2024において発表された。プラチナのRef. 405.035(2012年導入)、ピンクゴールドのRef. 405.031(2015年導入)に続く、ダトグラフ・アップ/ダウン三本目の素材展開であり、本シリーズに初めて加わるホワイトゴールド+ブルーダイヤル仕様である。

世界125本限定で生産され、ダトグラフ誕生25周年を意識した数字として設定された。発表時の参考価格はおよそ125,000ユーロ(税込)、米国市場では131,000米ドル(税抜)とアナウンスされている。同じWatches and Wonders 2024では、最上位の25周年記念モデルとしてダトグラフ・パーペチュアル・トゥールビヨン・ハニーゴールド「ルーメン」も併せて発表されている。

販売はA.ランゲ&ゾーネ・ブティック経由のみに限定された。発表時点で既存のRef. 405.035とRef. 405.031はカタログに残っており、125本の限定枠は三世代併売の中に置かれている。発表から間もないため、生産期間中の仕様変更は2026年初頭時点では報告されていない。

02 — Derivatives

同型・派生 Ref

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