Defy 21という母体
Defyの名は1969年に遡る。八角形ケースに多面体ベゼルを備えた初代A3642は、クォーツ勢に抗する堅牢なスポーツウォッチとして企画された。LVMH傘下に入った2000年代には大型で挑発的なDefy Xtremeが展開され、評価を二分する。流れが定まるのは2017年、Defyの名を再び前面へ戻したDefy El Primero 21である。この時計が載せた新型キャリバーEl Primero 9004は、計時用と計測用に二つの脱進機を持ち、1/100秒の計測を実現した。44mmケースに高速クロノグラフを収めたこの一本が、Defy Extremeの直接の母体となる。