用語 / TERM · Super-LumiNova
Super-LumiNova
ストロンチウムアルミネートを主成分とする、時計用の非放射性蓄光顔料の代表ブランド
Super-LumiNova(スーパールミノバ)とは、ストロンチウムアルミネートを主成分とする非放射性の蓄光顔料で、時計の針・インデックス・ベゼル等に塗布して暗所での視認性を確保するために用いられる。光エネルギーを吸収して蓄え、暗所で徐々に発光する仕組みを持つ。
原型となるルミノバ(LumiNova)は1993年に日本の根本特殊化学が開発した。それ以前に主流であったラジウムやトリチウムといった放射性素材に代わる安全な蓄光顔料として登場し、スイスのRC Tritec AGが提携を経てSwiss Super-LumiNovaの名で欧州の時計産業に供給している。
発光色や残光時間でグレードが細かく分かれる。緑色に発光するC3、青緑に発光しデイライト下では白く見えるBGW9が代表的で、残光性能はStandard、Grade A、X1の順に高まり、近年さらに上位のX2も供給されている。同種の蓄光顔料は他社からも展開されており、セイコーのルミブライト(LumiBrite)、ロレックスのクロマライト(Chromalight)が代表例とされる。