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Panerai · Submersible · 2017

Luminor Submersible 1950 3 Days Automatic Bronzo Blue

2017年、青文字盤と新世代Cal.P.9010で更新された第三世代ブロンゾ。限定1,000本

PAM00671は、2017年のSIHHでパネライが発表したLuminor Submersible 1950 3 Days Automatic Bronzo(47mm)の参照番号である。2011年のPAM00382、2013年のPAM00507に続く、ブロンゾ系譜の第三作にあたる。47mm径のブロンズケースと300m防水という基本構成は前二作を継承する一方、文字盤を従来の緑から濃紺へと改め、ムーブメントには薄型化された新世代の自社製Cal.P.9010を採用した。経年で異なる表情を見せる素材を、深い海色の文字盤と組み合わせた1,000本限定モデルである。

Ref. PAM00671
発表年 2017
状態 現行品
限定 限定 1000
コレクション Submersible
カテゴリ ダイバーズ
キャリバー P.9010
ケース径 47 mm
防水 300 m
デイト
01 — Specification

仕様

As of WatchBase sync · 2026.05.24
Case · ケース
素材 Titanium, Bronze
形状 Cushion
47 mm
ガラス Sapphire
裏蓋 Open
防水 300 m
Movement · ムーブメント
キャリバー P.9010
タイプ Automatic
振動数 28,800 bph
石数 31 石
パワーリザーブ 72 時間
Dial · 文字盤 / Hands · 針
文字盤色 Blue
インデックス Stick / Dot
Sword
i — Editorial

設計思想

Design philosophy

三度目のブロンゾが生まれた地点

PAM00671は2017年1月、ジュネーブで開催されたSIHHでパネライが発表したLuminor Submersible 1950 3 Days Automatic Bronzoの参照番号である。発表に先立つ2016年末にはすでに業界向けに先行画像が出回り、第三のブロンゾの存在は実質的に発表前から確認されていた。

2011年のPAM00382、2013年のPAM00507と続いたブロンゾの系譜のなかで、本機は三本目に位置する。初代・二代目ともに1,000本限定で完売し、発表後しばらく経った時点でも需要が衰えなかったことから、ブロンゾはパネライの特別仕様シリーズのなかでも象徴的な存在として定着していた。同年のSIHHではLuminor Submersible 1950のラインナップが大幅に拡張され、チタン、ステンレス、カーボテック、レッドゴールドなど複数の素材を横断する特別仕様が並んだ。PAM00671は、その素材横断ラインナップの中で「ブロンズ」を担う一本として配置されていた。

緑から青へ、P.9000からP.9010へ

第三作にあたる本機が採った選択は、外形と内部の両面で前二作からの「世代更新」と呼ぶべきものであった。47mm径のブロンズケース、チタンバックの構成、300m防水、反時計回りに動く潜水時間計算ベゼルといった基本構造は初代から継承される。一方、文字盤の地色は前二作の緑系から濃紺へ、ムーブメントは初代のCal.P.9000から、薄型化された新世代のCal.P.9010へと差し替えられた。

緑から青への変更は、単なる色違いに留まらない。緑の前二作にはミリタリーウォッチの系譜上の引用が色濃く残っていたのに対し、本機の青はグロッシーな仕上げと相まって、設計の重心をやや海洋的な情緒へとずらしている。夜光素材も従来のグリーン系Super-LumiNovaから、クリーム色に寄せた配色へと切り替えられ、ブロンズ素材の色温度との一体感が意図されたと読める。

「Luminor」名下で完結した最後のブロンゾ

ブロンゾの系譜は本機の後、2019年のPAM00968でブラウンのセラミックベゼルインサートを得てさらに刷新される。同じ2019年にはSubmersible自体がLuminorから独立した単独コレクションとして再編されたため、PAM00671は「Luminor Submersible 1950」という旧称下で完結したブロンゾとしては最後の世代となる。系譜のなかで本機が担うのは、Cal.P.9010導入と濃紺文字盤への転換を、旧コレクション名の下で果たした一作という役割である。


ii — Editorial

意匠分析

Visual analysis

PAM00671の意匠は、Luminor 1950ケース固有のクッション形状を継承しつつ、ブロンズという素材を軸に組み立てられている。47mm径のケースはブラッシュ仕上げを施されたブロンズ無垢で、銅と錫を主体とした合金が用いられる。経年と空気との接触により表面が酸化し、緑がかった褐色のパティナへと変化していくことが前提となっている。一方ケースバックはチタン製で、サファイアの覗き窓を備える。皮膚に触れる面にブロンズを直接当てない配慮であり、初代PAM00382から踏襲された構成である。

リューズには、パネライ特許の「クラウンガード」を備える。レバー式のロックブリッジでリューズを押さえ込む独自の構造で、Luminor系列としての視覚的シグネチャーであると同時に、300m防水を担保する実用要素でもある。

ベゼルもブロンズ製で、反時計回りの単方向回転式である。表面には潜水時間計算用のグラデュエートスケールが直接刻まれ、ケースと同様にパティナの発達がそのまま視認される。これは2019年のPAM00968で導入されるブラウンのセラミックベゼルインサートとは明確に異なる選択であり、本機までのブロンゾはベゼルを含めて素材変化を受け入れる思想で設計されていた。

文字盤は深い青で、グロッシー仕上げによって光の角度ごとに表情を変える。アプライドのスティックとドットを混合したインデックスにはクリーム調のSuper-LumiNovaが充填され、9時位置のスモールセコンド、3時位置の日付窓と組み合わせられる。日付ディスクも文字盤に揃えて青地とされ、数字はインデックスと同系統のベージュ系で刷られる。針はパネライ伝統のスケルトン・ソードハンドで、内部のクリーム色夜光がブロンズの色合いと響き合うよう配色されている。

ムーブメントは自社開発のCal.P.9010を搭載する。13¾リーニュ径、厚さ6.0mm、31石、毎時28,800振動(4Hz)。ツインバレル構成で72時間のパワーリザーブを確保し、二点支持のテンプブリッジ、Glucydurテンプ、Incabloc耐衝撃機構を備える。時針は1時間刻みで独立調整が可能で、地球を跨ぐ移動時に分秒を止めずに時刻だけを動かせる構造である。前任Cal.P.9000の7.9mm厚に対し、Cal.P.9010では6.0mmまで薄型化されており、ケース内に若干の余裕が生まれた。


iii — Editorial

系譜と歴史

Lineage

PAM00671は、2017年1月16日から20日までジュネーブのPalexpoで開催されたSIHH(Salon International de la Haute Horlogerie)においてパネライが発表した特別仕様モデルである。発表に先立つ2016年末には業界向けの先行画像が出回っており、第三のブロンゾの存在は正式発表前から実質的に確認されていた。

参照番号PAM00671として正式公開された本機は、1,000本の限定生産と告知された。前作PAM00382(2011年、1,000本限定)、PAM00507(2013年、1,000本限定)に続く、ブロンズ無垢ケースを採用したパネライの三本目にあたる。初代から二代目を経て本機に至るブロンゾは、いずれも1,000本という同一の生産本数で揃えられた。

2017年中の流通開始後、限定枠の小ささから比較的早期に小売段階で売り切れたと各国メディアの動向から伝わる。生産期間中における文字盤、ベゼル、ムーブメント、ケースバック構成の重要な仕様変更は伝えられておらず、発表時の仕様が1,000本の生産を通じて維持されたとみられる。

2019年のSIHHにおいて、パネライはブロンゾ系譜の次作PAM00968を発表する。ブラウン文字盤と、ベゼルにブラウンセラミックインサートを備えた仕様で、レギュラーラインに移行した設計である。同2019年、Submersibleは「Luminor」コレクションから独立した単独コレクションとして再編されており、PAM00671は旧称「Luminor Submersible 1950」下で完結したブロンゾとしては最後の生産世代となる。本機自体は発表当時の1,000本限定枠で生産を終えており、現行カタログには既に掲載されていない。

02 — Price history

価格推移

2018 · WatchLedger market index
2018-01-20 · EUR 14,000€13,999€14,000€14,000€14,001€14,0012018-012018-01

出典: WatchBase 観測価格 · 通貨タブ(JPY / USD / EUR)で系列を切替できます。

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03 — Derivatives

同型・派生 Ref

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