1956年、エジプト海軍の依頼から始まった原点
サブマーシブルの起源は、1956年にイタリア海軍の承諾のもと、グイド・パネライ&フィリオがエジプト海軍向けに開発した「GPF 2/56」、通称「エジツィアーノ(L'Egiziano)」に遡る。直径60mmのクッションケース、潜水時間を計測するための回転ベゼル、そしてAngelus社製キャリバーによる8日間パワーリザーブ。とりわけ重要なのは、回転ダイバーズベゼルがここで初めてパネライの設計言語に組み込まれたことである。同じ1956年、後にルミノール家系全体の象徴となるリューズ保護ブリッジ機構の国際特許も出願されている。
エジツィアーノは少数しか生産されなかったが、後年のサブマーシブル全機に通じる二つの言語をすでに備えていた。クッションケースと、潜水時間計測のための回転ベゼルである。