1993年、潜水機能の更新
1988年登場のSeamaster Professional 200は、後年「Pre-Bond」と呼ばれる存在であり、ライヤー型のラグ、スカロップベゼル、ガード付きねじ込みリュウズなど、後継機の意匠言語をすでに備えていた。
しかしProfessional 200には欠けていたものがある。飽和潜水から浮上する際、ケース内に蓄積したヘリウムを排出するためのバルブである。この機構を備え、防水性能を300mへ引き上げる ― 1993年発表のSeamaster Professional Diver 300Mが取り組んだのは、その課題であった。