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Nivada Grenchen · F77

F77 Date Stainless Steel / Blue / Velcro

2023年に復活したF77シリーズの第一陣、籠目模様の青い文字盤を備えるデイト仕様

69001A77-BCは、2023年に再始動したF77シリーズの最初期に位置する、青文字盤のデイト仕様である。黒と青の2色、デイト有無の組み合わせで構成された初年度の基本ラインアップの一つにあたる。37mmの316Lステンレスケースに、籠目状の型打ちを施した青い文字盤を合わせる。3時位置にデイト窓が開き、日常の実用を意識した構成となる。心臓部はスイス製の自動巻きSoprod P024。八角形ベゼルと一体型ブレスレットというシリーズ共通の意匠を、青という色で表現した一本である。

Ref. 69001A77-BC
限定 通常生産
コレクション F77
カテゴリ ドレススポーツ
キャリバー P024
ケース径 37 mm
防水 100 m
デイト
01 — Specification

仕様

As of WatchBase sync · 2026.06.14
このモデルを比較する
Case · ケース
素材 Stainless Steel
形状 Other
径 37 mm
厚さ 12.6 mm
ガラス Sapphire
裏蓋 Closed
防水 100 m
Movement · ムーブメント
キャリバー P024
タイプ Automatic
振動数 28,800 bph
石数 25 石
パワーリザーブ 38 時間
Dial · 文字盤 / Hands · 針
文字盤色 Blue
インデックス Stick / Dot
針 Stick
i — Editorial

設計思想

Design philosophy

1. 復活初年度の基本構成として

2023年、F77シリーズが現代に蘇る。1977年の同名モデルを起点とするこの復刻は、黒と青の2色の文字盤を、それぞれデイトの有無で展開する形で始まった。合計4つの構成が、シリーズ再始動の出発点となる。69001A77-BCは、このうち青文字盤のデイト仕様にあたる。

販売は公式オンラインを軸とした予約制でおこなわれた。1977年の意匠を色濃く残しつつ、入手しやすい価格帯に収めるという方針が、この最初期の構成にも貫かれている。青は、同時に登場した黒と並ぶ、シリーズの基準色の一つとして据えられた。

2. 青とデイトという選択

初年度の2色のうち、黒が落ち着いた無彩の表情を持つのに対し、青は光の角度で表情を変える。籠目状の型打ちが光を拾い、見る向きによって濃淡が動く。日常の道具でありながら、ひと目で気分の変わる文字盤として、青は黒とは異なる性格を担う。

デイトの有無も、このRefの性格を決める。デイト窓を持たない兄弟は、文字盤の左右対称を保つことを選ぶ。対して69001A77-BCは、3時位置に窓を開き、実用の利便を取る。対称性をわずかに崩してでも日付を読めるようにする判断が、この仕様の核にある。

3. 系譜上の位置

69001A77-BCは、37mmの鋼製ケースで構成される初代世代、いわゆるMK1に属する。シリーズはこの後、煙がかった茶系の文字盤、チタンケース、石材を用いた文字盤へと裾野を広げていく。だが、それらの起点にあるのは、2023年に登場したこの基本構成である。

同じ青い文字盤は、一体型ブレスレットのほか、面ファスナー式のキャンバスストラップでも供給された。69001A77-BCは、このうち鋼製ブレスレットの構成にあたる。

2025年には、ケースを38mmに拡大し、針やブレスレットを見直したMKIIが登場する。これにより、37mmのMK1は復刻F77の第一世代として位置づけられた。69001A77-BCは、シリーズが広がる前の、最も素朴な出発点を示す一本である。


ii — Editorial

意匠分析

Visual analysis

文字盤は、籠目状の型打ちを施した青で構成される。表面は放射状の仕上げを思わせ、光の入る角度で濃淡が動く。平板な単色ではなく、織り目状のテクスチャーが奥行きを生む。

インデックスは、研磨されたシルバーのアプライド(切り出して貼り付ける方式)である。12時・6時・9時にはバーを2本並べ、それ以外の時位置には1本を配する。各先端には夜光が小さく置かれ、暗所での視認を補う。3時位置では、インデックスがデイト窓に置き換わる。窓枠にも研磨シルバーがあしらわれ、文字盤の質感と揃う。デイト仕様ゆえ、ここで左右対称はわずかに崩れる。

針は、中央を夜光で満たしたバトン型である。時針と分針は太く、籠目の地に対して輪郭が明確に立つ。秒針は細い直線で、先端近くに夜光を入れた小窓を持つ。

ケースは316Lステンレスで、サテンとポリッシュを面ごとに切り替える。風防は二重ドームのサファイアで、内面に反射防止を施す。ドームの高さゆえ、縁では像がわずかに歪み、独特の温かみを与える。裏蓋はねじ込み式のソリッドで、ニヴァダの盾型エンブレムが刻まれる。

ブレスレットは3列リンクの統合式で、上下面をサテン、側面をポリッシュとする。ケース側からクラスプへ向けて幅が絞られ、手首への収まりを高める。

ムーブメントはスイス製の自動巻きSoprod P024。ETA 2824-2に相当する実用機で、25石、毎時28,800振動 (4Hz)、約38時間のパワーリザーブを持つ。ハック機能を備えるが、ソリッド裏蓋ゆえ、その姿は表に現れない。


iii — Editorial

系譜と歴史

Lineage

69001A77-BCが属するF77シリーズの復刻は、2023年に始まった。発表の正確な月は資料によって振れがあるが、年内のうちに公式オンラインの予約制で販売が始まっている。初年度の構成は、黒と青の文字盤を軸に、それぞれデイトの有無で分けた4種であった。本Refの青文字盤デイト仕様は、この最初期のラインアップに含まれる。本Refは発表当初から、鋼製ブレスレットのほか、面ファスナー式キャンバスストラップでの装着にも対応していた。同じ2023年の9月には、シリーズに煙がかった茶系の文字盤を持つ仕様が追加される。これは初期構成とは別の波として投入されたものである。翌2024年には、グレード5チタンのケースや、ラピスラズリ・アベンチュリン・メテオライトといった石材文字盤の仕様が加わり、37mmのMK1の裾野が広がった。2025年、ケースを38mmに広げ、針やブレスレット、ラグ形状を見直したMKIIが登場する。これにより、69001A77-BCを含む37mmの鋼製仕様は、復刻F77の第一世代、すなわちMK1として整理された。本Refはその後もMK1の系列に置かれ、シリーズの出発点を示す構成として扱われている。


Sources

出典

本文の執筆にあたって参照した資料。閲覧日は内容を確認した日を示す。

  1. 01 専門メディア Soprod Caliber P024 Watch Movement 専門メディア · Caliber Corner · 2026.08.15 閲覧 Caliber Corner · 2026.08.15
  2. 02 専門メディア Soprod caliber P024 専門メディア · WatchBase · 2026.08.15 閲覧 WatchBase · 2026.08.15
02 — Price history

価格推移

2025 · WatchLedger market index
2025-06-03 · EUR 1,220€1,150€1,200€1,250€1,3002025-062025-06

出典: WatchBase 観測価格 · 通貨タブ(JPY / USD / EUR)で系列を切替できます。

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03 — Derivatives

同型・派生 Ref

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