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Longines · Conquest Heritage · 2025

Conquest Heritage 38 Stainless Steel / Blue / Bracelet

2025年に青とステンレスブレスを得た、寒色で統一する38mmのコンクエスト・ヘリテージ

L1.649.4.92.6は、2025年にロンジンが拡充したコンクエスト・ヘリテージの三針モデルの一本である。径38mmのステンレスケースに、ドーム状のブルー文字盤を収める。青はこの世代で加わった新色で、ロジウムプレートのインデックスと針を合わせ、寒色で統一した端正な配色を持つ。装着は、同じく2025年に新設されたHリンクのステンレスブレスレット。ムーブメントは、シリコン製ヒゲゼンマイを備えるロンジン専用のCal.L888.5で、パワーリザーブは72時間。1950年代の意匠を、現代の機構で気負わず着けられる復刻ドレスウォッチである。

Ref. L1.649.4.92.6
発表年 2025
状態 現行品
限定 通常生産
コレクション Conquest Heritage
カテゴリ ドレス
キャリバー L888.5 ND
ケース径 38 mm
防水 30 m
関連人物 オーギュスト・アガシ / エルネスト・フランシヨン
デイト
01 — Specification

仕様

As of WatchBase sync · 2026.06.09
Case · ケース
素材 Stainless Steel
形状 Round
38 mm
厚さ 10.8 mm
ガラス Sapphire
裏蓋 Closed
防水 30 m
Movement · ムーブメント
キャリバー L888.5 ND
タイプ Automatic
振動数 25,200 bph
石数 21 石
パワーリザーブ 64 時間
Dial · 文字盤 / Hands · 針
文字盤色 Blue
インデックス Stick / Dot
Dauphine
i — Editorial

設計思想

Design philosophy

青とブレスレットが生まれた2025年

コンクエスト・ヘリテージの三針モデルは、2024年に登場した時点では選択肢が限られていた。径は38mmと40mm、文字盤は黒と銀の2色、装着はレザーストラップのみ。落ち着いた復刻ドレスウォッチとしての性格は明確だったが、構成の幅は狭かった。

2025年、ロンジンはこのラインを大きく広げた。黒・銀に青・緑・茶の3色を加え、さらに全モデルへHリンクのステンレスブレスレットを用意した。L1.649.4.92.6は、この拡充で初めて成立した一本である。ブルー文字盤も、ステンレスブレスレットも、2024年の段階には存在しなかった。

寒色でまとめるという選択

追加された3色のうち、緑と茶はローズゴールド調の装飾と組み、暖かみのある表情を持つ。これに対し青は、ロジウムの白い針とインデックスを合わせ、寒色で統一される。同じ拡充の中でも、本Refは最も装飾を抑えた、端正な側に位置づけられる。

38mmという径も、この性格に合う。復刻の範となった1950年代のオリジナルは35mm前後で、40mm版より38mmの方が、当時のドレスウォッチの寸法感に近い。青の落ち着いた色調と、控えめな径、ブレスレットの軽快さが組み合わさり、日常で気負わず着けられる一本に仕上がっている。機械の側もこれを支える。Cal.L888.5はETA A31.L11を土台とするロンジン専用機で、毎時25,200振動 (3.5Hz)。シリコン製ヒゲゼンマイと非磁性部品により、ISO 764の基準の10倍の磁場に耐えるとされる。防水は5気圧、ねじ込み式の裏蓋には魚をかたどった18Kゴールドのメダリオンが収まる。

シリーズの中での立ち位置

コンクエスト・ヘリテージそのものの系譜——1954年の商標登録から、2014年・2024年の復刻まで——はシリーズ記事に譲る。本Refが担うのは、その系譜が2025年に到達した、最も選択肢の広い世代の一角という役割である。同じ青文字盤をレザーストラップで選ぶか、径40mmを望むかで印象は変わり、装い方は使い手に委ねられている。


ii — Editorial

意匠分析

Visual analysis

L1.649.4.92.6を一連のコンクエスト・ヘリテージの中で際立たせるのは、ブルー文字盤とロジウムプレートのインデックス・針の組み合わせである。2025年に加わった青・緑・茶のうち、緑と茶はローズゴールド調、既存の銀はイエローゴールド調の装飾を纏う。これに対し青だけがロジウム(白系)で統一され、全体が寒色の同系統でまとまる。暖色を避けた、最も抑制的な配色といえる。

文字盤はドーム状で、二段の仕上げを持つ。中央はサンレイ仕上げ、その外周には、三角形のファセットを施したアプライドインデックスの直下を巡るサークル仕上げの帯が置かれ、光の入り方で表情が変わる。日付窓を持たないクリーンな構成も、ヴィンテージ志向に沿う。

ケースは径38mm、厚さ10.8mm。ラグは短く、ベゼルは平板で、風防にはボックス状に盛り上がったサファイアクリスタルを用いる。この盛り上がった風防は、プラスチック風防が一般的だった1950年代の質感を、傷に強い素材で写し取る意図と読み取れる。ラグ幅は19mm、ラグ間は45.6mmで、手首の上で大きく主張しない寸法に収まる。裏蓋はねじ込み式で、コンクエスト由来の18Kゴールド製メダリオン(緑のエナメルに魚を象る)が嵌め込まれる。

本Ref末尾の「.6」が示すのは、2025年に新設されたHリンクのステンレスブレスレットである。ポリッシュとサテンを切り分けた表面を持ち、微調整機構を備えた両開きのフォールディングクラスプで留める。レザーストラップ版(L1.649.4.92.2)のドレス寄りの印象に対し、ブレスレットはより軽快で日常的な表情を与える。

ムーブメントはCal.L888.5。ETA 2892系の設計を基にしたロンジン専用機で、シリコン製ヒゲゼンマイによる耐磁性を備える。毎時25,200振動 (3.5Hz)というやや低めの歩度は、72時間のパワーリザーブと引き換えに選ばれた構成である。


iii — Editorial

系譜と歴史

Lineage

コンクエスト・ヘリテージの三針モデルは、2024年、コンクエスト商標登録70周年に際して登場したセントラル・パワーリザーブと同時に姿を現した。ただし当初の文字盤は黒と銀の2色のみで、装着はレザーストラップに限られ、本Refのブルー文字盤もステンレスブレスレットも存在しなかった。

L1.649.4.92.6は、2025年6月に発表されたコンクエスト・ヘリテージ拡充の一環として加わった。この拡充では、既存の黒・銀に青・緑・茶の3色が追加され、あわせてHリンクのステンレスブレスレットが全モデルに用意された。三針モデルは従来の4型から、Year of the Snake版を除いて18型へと一気に広がった。

本Refは38mmケースにブルー文字盤、ステンレスブレスレットを組み合わせた構成である。同一文字盤をレザーストラップで装う場合はL1.649.4.92.2、径40mmを選ぶ場合はL1.650.4系が対応する。数量限定ではなく、常設品として供給されている。

02 — Price history

価格推移

2025 · WatchLedger market index
2025-03-25 · EUR 3,350€3,349€3,350€3,350€3,351€3,3512025-032025-03

出典: WatchBase 観測価格 · 通貨タブ(JPY / USD / EUR)で系列を切替できます。

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03 — Derivatives

同型・派生 Ref

Color · material · bracelet variants