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Longines · Conquest Classic · 2020

Conquest Classic Quartz 29.5 Stainless Steel / Blue

2013年に始まる現行コンクエスト・クラシックの29.5mmクオーツ。ブルーのサンレイ文字盤にローズゴールド色の針を配する

L2.286.4.92.6は、ロンジンが2013年に発表したコンクエスト・クラシックの29.5mmクオーツモデルである。ステンレススティールケースにブルーのサンレイ文字盤を合わせ、針とアプライドインデックスにはローズゴールド色を配する。搭載するのはクオーツのCal. L152で、時・分・秒に加え3時位置の日付を表示する。ケース厚は8.7mmと薄く、ラグ幅15mmのブレスレットとともに、細い手首にも収まる寸法に仕上がる。同じ29.5mmケースには黒・シルバー・マザーオブパールなど複数の文字盤色が並び、本機はそのうちブルーを担う一本である。

Ref. L2.286.4.92.6
発表年 2020
状態 現行品
限定 通常生産
コレクション Conquest Classic
カテゴリ ドレス
キャリバー L152
ケース径 29.5 mm
防水 50 m
関連人物 オーギュスト・アガシ / エルネスト・フランシヨン
デイト
01 — Specification

仕様

As of WatchBase sync · 2026.06.09
Case · ケース
素材 Stainless Steel
形状 Round
29.5 mm
厚さ 8.7 mm
ガラス Sapphire
裏蓋 Open
防水 50 m
Movement · ムーブメント
キャリバー L152
タイプ Quartz
石数 9 石
パワーリザーブ 26280 時間
Dial · 文字盤 / Hands · 針
文字盤色 Blue
インデックス Stick / Dot
Stick
i — Editorial

設計思想

Design philosophy

コンクエスト・クラシックの再構成

現行のコンクエスト・クラシックは、2013年にロンジンが発表したコレクションである。「コンクエスト」の名は1954年に商標登録された同社最古の製品ファミリーに遡るが、現行ラインはその系譜を1950年代風の意匠で再構成したものとされる。ブランドが長く関わってきた馬術や平地競馬といったスポーツイベントの場で身につける時計、という位置づけが出発点にある。発表時のコレクションは29.5mmのレディース、40mmの三針、41mmのクロノグラフという三つの径で構成された。本機L2.286.4.92.6は、このうち最も小さい29.5mm径に属する。

日常のためのクオーツ

コンクエスト・クラシックには、登場当初から自動巻とクオーツの双方が用意されていた。自動巻やクロノグラフの一部は2018年頃までに整理され、29.5mm径ではクオーツの三針日付が中心的な構成として残ったとされる。本機が積むのはクオーツのCal. L152であり、電池残量の低下を秒針の動きで知らせるE.O.L.機能を備える。日付つきの三針を薄いケースで日常的に使う、という性格が、このサイズと機構の組み合わせには表れている。

文字盤色で分かれる兄弟たち

29.5mmのスティールケースにスティールブレスを合わせた構成には、黒、シルバー(サンレイ)、ブルー、マザーオブパールといった複数の文字盤色が並ぶ。本機はそのうちブルーを担うRefであり、針とアプライドインデックスにローズゴールド色を用いる点で、白系・黒系の兄弟とは異なる表情を持つ。素材違いとしては、スティールとローズゴールドPVDを組み合わせた2トーン仕様(L2.286.3.92.7)が存在し、径違いでは34mmの同色仕様(L2.386.4.92.6)が並ぶ。本機固有の選択は、突き詰めればこのブルー文字盤とローズゴールド色の針・インデックスという配色にある。


ii — Editorial

意匠分析

Visual analysis

ケースはポリッシュとサテンを併用したステンレススティール製で、径は29.5mm、厚さは8.7mmに収まる。ラグ間は37.5mm、ラグ幅は15mmで、径の小ささと相まって細い手首にも収まる寸法に設計される。固定式のベゼルは細く磨き上げられ、文字盤の面積を確保する役割を担う。

文字盤はブルーで、光の角度によって表情を変えるサンレイ仕上げが施される。針とアプライドインデックスにはローズゴールド色が用いられ、青地に対して暖色のコントラストを作る。外周には分目盛りが配され、3時位置に日付窓が開く。視認性を担うのはこの針とインデックスの色対比であり、夜光に頼らない昼間の判読性を前提とした設計といえる。

風防はサファイアクリスタルで、裏面に複数層の反射防止コーティングが施される。リューズは保護され、ねじ込み式とされる。ケースバックはソリッドで、ねじ込み式の裏蓋に刻印が入る。50m防水は日常生活での水濡れに耐える水準であり、本格的な潜水を想定したものではない。

ムーブメントはクオーツのCal. L152で、薄いケースと低い保守頻度を両立させる選択といえる。電池の消耗を事前に知らせるE.O.L.機能を持つ点は、機械式にはない実用上の配慮である。

ブレスレットはケースと同じくポリッシュとサテンを切り分けたステンレススティール製で、三重の安全機構を備える両開きのフォールディングクラスプに、プッシュピース式の開閉機構を組み合わせる。15mmという細めのラグ幅は、ブレス全体の線の細さにもつながっている。


iii — Editorial

系譜と歴史

Lineage

現行コンクエスト・クラシックがコレクションとして登場したのは2013年で、同年のバーゼルワールドで披露されたと伝わる。29.5mm径のレディースモデルは発表当初からラインに含まれ、スティールやローズゴールド、両者を組み合わせた2トーンといった素材で展開された。

コレクションには当初、自動巻とクオーツ、さらにクロノグラフが併存していた。自動巻やクロノグラフの一部は2018年頃までに整理され、29.5mm径ではクオーツの三針日付が継続的な構成として残ったとされる。2019年前後には文字盤の意匠が見直され、1954年の初代コンクエストを想起させるアプライドインデックス主体のデザインへ近づいたと伝えられる。本機の青いサンレイ文字盤とローズゴールド色の針・インデックスも、この流れの中に位置づけられる。

ブルー文字盤のL2.286.4.92.6が色展開の中でいつ加わったかは、公表情報からは特定しにくい。現在、29.5mmのスティールブレス仕様には黒、シルバー(サンレイ)、ブルー、マザーオブパールなど複数の文字盤色が並び、本機はそのうちのブルーを担う。素材違いではスティールとローズゴールドPVDの2トーン(L2.286.3.92.7)が、径違いでは34mmの同系統(L2.386.4.92.6)が並行して提供される。本稿執筆時点で、本機はロンジンの現行カタログに掲載されている。

02 — Price history

価格推移

2022–2024 · WatchLedger market index
2022-04-30 · EUR 8502023-09-06 · EUR 1,0002024-05-01 · EUR 1,050€850€900€950€1,000€1,0502022-042024-05

出典: WatchBase 観測価格 · 通貨タブ(JPY / USD / EUR)で系列を切替できます。

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