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Hamilton · Broadway

Broadway Day Date Automatic Steel / Blue / Bracelet

2016年登場のブロードウェイ・コレクション、青文字盤に緑の縦縞を描く42mm自動巻きデイデイトのブレス仕様

H43515141は、ハミルトンが2016年に発表したブロードウェイ・コレクションの自動巻きデイデイトである。42mmのステンレススティールケースに、青文字盤と中央を縦に走る緑のラインを組み合わせた一本。ニューヨークの大通りと摩天楼を主題とした意匠を受け継ぎ、6時位置に曜日と日付を縦に並べる。心臓部のCal.H-30はパワーマティック80系の自動巻きで、80時間のパワーリザーブを備える。デイデイト・オートには黒や灰の文字盤もあり、本Refはブレスレットを合わせた青系の選択肢にあたる。

Ref. H43515141
限定 通常生産
コレクション Broadway
カテゴリ ドレス
キャリバー H-30
ケース径 42 mm
防水 50 m
デイデイト
01 — Specification

仕様

As of WatchBase sync · 2026.06.14
このモデルを比較する
Case · ケース
素材 Stainless Steel
形状 Round
径 42 mm
厚さ 10.85 mm
ガラス Sapphire
裏蓋 Open
防水 50 m
Movement · ムーブメント
キャリバー H-30
タイプ Automatic
振動数 21,600 bph
石数 25 石
パワーリザーブ 80 時間
Dial · 文字盤 / Hands · 針
文字盤色 Blue
インデックス Mixed
針 Stick
i — Editorial

設計思想

Design philosophy

ブロードウェイという街の名を負って

ブロードウェイ・コレクションは、2016年のバーゼルワールドで発表された。ニューヨークのシアター街を貫く大通りと、その両側にそびえる摩天楼を主題とする。文字盤を縦に貫く一本のラインは、島を南北に走るブロードウェイそのものを表す。針はビルの輪郭を思わせる直線的な造形を採る。アメリカ由来の意匠を、現代の都市感覚へ翻案する試みであった。ハミルトンの資料では、1890年代の懐中時計に「ブロードウェイ・リミテッド」の名があったと伝わる。

発表時のコレクションは三つの構成で出発した。40mmのデイデイト・クォーツ、42mmのデイデイト・オート、43mmのオート・クロノである。本Ref H43515141は、このうち中核となる42mmの自動巻きデイデイトに属する。位置づけとしては、ミリタリー色の強いカーキと、ドレッシーなジャズマスターの中間を埋める存在であった。

80時間という選択

本Refの心臓部はCal.H-30である。スウォッチ・グループのパワーマティック80系に連なる自動巻きで、ETA 2836-2を出自とする。最大の特徴は80時間のパワーリザーブにある。週末に時計を外しても、月曜の朝に再び動いているだけの余力を持つ。

この長時間化は、毎時21,600振動 (3Hz) という歩度と引き換えに得られた。一般的な毎時28,800振動 (4Hz) より遅い歩度を採り、香箱とゼンマイを最適化することで持続を稼いでいる。速さよりも持続を選んだ設計であり、日常の道具として理にかなう。曜日と日付を扱う本Refには、同系のうちデイデイト機構を備えるH-30が割り当てられた。

青と緑をまとう一本

本Refの個性は、その配色にある。青い文字盤の中央を、より暗い緑のラインが縦に貫く。灰文字盤のH43515135、黒文字盤のH43515175といった兄弟Refと並べたとき、本Refはこの二色の対比で識別される。さらに本Refはステンレススティールのブレスレットを合わせた仕様であり、革ストラップ版のH43515641とは装着の質感が異なる。文字盤の縦ラインは共有しつつ、ブレスの落ち着いた光沢が街の主題を別の角度から支える。


ii — Editorial

意匠分析

Visual analysis

本Refの文字盤は、ブロードウェイの意匠言語を青と緑で表現する。地となる青の上に、12時から6時へ向けて一本の暗緑色のラインが縦に走る。その左右には細い縦の筋が刻まれ、ビルの間を抜ける街路を思わせる。外周にはわずかに立ち上がったリングが巡り、通りを縁取る歩道のように文字盤を囲む。

時針と分針は、摩天楼の輪郭を写した直線的な造形を採る。針にはスーパールミノヴァが塗られ、暗所での視認を助ける。インデックスは植字式で、12時にのみアラビア数字の12が置かれる。夜光の主役は針に集約され、面の構成は端正に保たれる。6時位置には、曜日と日付が縦に積まれた二つの窓として現れる。12時のロゴ枠と上下で釣り合い、縦の構図を締めくくる。

ケースは42mm径、厚さ10.85mmのステンレススティール製である。ポリッシュとサテンを面ごとに切り分け、光を受ける向きで表情が変わる。ベゼルは磨き上げられ、リューズには細かな刻みが入る。風防はサファイアで、無反射加工により斜めからの視認も損なわれない。防水は50mで、日常の水濡れには応じるが、潜水を想定した設計ではない。裏蓋はシースルーとされ、ハミルトン銘のローターが回る様子を見せる。

ブレスレットはステンレススティールの三列構成で、バタフライ式のクラスプで留める。ラグ幅は22mm、尾錠側は20mmへと絞られる。革ストラップ版に見られる縦ラインの演出はブレスにはなく、街の主題は文字盤に託される。10.85mmという薄さと下向きに抑えたラグにより、42mmという数字以上に手首へ素直に沿う。


iii — Editorial

系譜と歴史

Lineage

ブロードウェイ・コレクションは、2016年のバーゼルワールドで初めて公開された。発表時の構成は、40mmのデイデイト・クォーツ、42mmのデイデイト・オート、43mmのオート・クロノの三本立てであった。本Ref H43515141が属する42mmの自動巻きデイデイトは、この中核を担う一本である。

発表当初、デイデイト・オートの文字盤は黒や灰が中心であった。灰文字盤はH43515135(ブレス)とH43515735(革)、黒文字盤はH43515175(ブレス)とH43515875(革)として展開された。青文字盤に緑の縦ラインを組み合わせた本Refは、このラインアップに後から加わった配色とされる。本Refはブレスレット仕様であり、同じ青文字盤でも革ストラップ版はH43515641として区別される。

ムーブメントには、一貫してパワーマティック80系のCal.H-30が搭載される。生産期間を通じて、機構上の大きな変更は確認されていない。

ハミルトンの公式情報では、本Refは現在「過去のコレクション」として扱われ、すでにカタログから外れている。直接置き換わる後継Refは設けられていない。発表から生産終了に至る正確な年月については、公式の確定情報が乏しく、二次資料の間でも記載に幅がある。


Sources

出典

本文の執筆にあたって参照した資料。閲覧日は内容を確認した日を示す。

  1. 01 専門メディア The Military Watch That Forged a Living Collection 専門メディア · Gnomon Watches · 2026.08.15 閲覧 Gnomon Watches · 2026.08.15
  2. 02 専門メディア Hamilton H-Series Automatic Movement 専門メディア · WatchCrunch · 2026.08.15 閲覧 WatchCrunch · 2026.08.15
02 — Price history

価格推移

2023 · WatchLedger market index
2023-11-15 · EUR 1,045€950€1,000€1,050€1,1002023-112023-11

出典: WatchBase 観測価格 · 通貨タブ(JPY / USD / EUR)で系列を切替できます。

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03 — Derivatives

同型・派生 Ref

Color · material · bracelet variants