1956年、王冠の頂点に置かれた時計
Day-Dateは1956年、ロレックスの最上位モデルとして発表された。文字盤に日付だけでなく、曜日を省略せず綴りで表示する。この機構を備えた量産腕時計は、これが最初とされる。防水のオイスターケース、自動巻、クロノメーター認定という当時のロレックスの到達点を、貴金属専用のケースにまとめた一本だった。
最初のリファレンスは、スムースベゼルのRef.6510とフルーテッドベゼルのRef.6511。ケース径は36mmで、搭載するCal.1055は曜日ディスクを送る機構に課題を抱えていた。翌1957年、機構を改めたRef.6611系が登場し、初期の弱点を解消している。このころ、Day-Dateのために設計されたPresidentブレスレットが定着していった。