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Omega · Globemaster · 2015

Globemaster Stainless Steel / Blue / Leather

2015年、世界初のMaster Chronometer認定を背負って登場した、ブルー・パイパン・ダイヤルのグローブマスター基準点

Ref.130.33.39.21.03.001は、Omegaが2015年バーゼルワールドで発表したグローブマスターの、ステンレススチール×ブルー革ストラップ仕様である。39mmケース、タングステンカーバイド製のフルーテッドベゼル、12面のパイパン・ダイヤルにサンブラッシュ仕上げを施したブルー文字盤を組み合わせる。搭載するCal.8900は、METASによる世界初のMaster Chronometer認定を受けた自社製ムーブメントであり、本Refはその初年度ラインナップにおけるエントリー構成にあたる。

Ref. 130.33.39.21.03.001
発表年 2015
状態 現行品
限定 通常生産
コレクション Globemaster
カテゴリ ドレススポーツ
キャリバー 8900
ケース径 39 mm
防水 100 m
関連人物 ルイ・ブラント
デイト
01 — Specification

仕様

As of WatchBase sync · 2026.05.11
Case · ケース
素材 Tungsten, Stainless Steel
形状 Round
39 mm
厚さ 12.63 mm
ガラス Sapphire
裏蓋 Open
防水 100 m
Movement · ムーブメント
キャリバー 8900
タイプ Automatic
振動数 25,200 bph
石数 39 石
パワーリザーブ 60 時間
Dial · 文字盤 / Hands · 針
文字盤色 Blue
インデックス Stick / Dot
Stick
i — Editorial

設計思想

Design philosophy

1. 世界初のMaster Chronometerとして

2014年12月、OmegaはスイスのMETAS(連邦計量・認定局)と共同で新たな時計認定制度を発表した。6姿勢の精度、15,000ガウス磁場下での作動、防水性、パワーリザーブの保持など8項目を、ムーブメント単体ではなくケーシング後の完成時計に対して試験する内容である。従来のCOSCクロノメーター認定を補完し、その上に積み重ねる位置づけの基準だった。翌2015年3月のバーゼルワールドにて、この新基準を最初に通過した時計として発表されたのが、復活したコンステレーション・グローブマスターである。

2. 「Globemaster」という名の継承

「Globemaster」は、Omegaが1952年に発表したコンステレーションを、1950年代の米国市場で販売する際に用いた呼称である。当時の米国ではロッキード社が航空機「Constellation」の名称を商標として保有しており、Omegaは米市場で別名を必要としていた、と伝わる。2015年の復活は、この埋もれた名前を半世紀以上を経て現代へ呼び戻すものであり、意匠面でも1952年初代の「パイパン・ダイヤル」と、1960年代Cシェイプ世代の「フルーテッドベゼル」という、異なる二つの時代の象徴をひとつの時計に統合している。

3. このRefが置かれた位置

発表時のラインナップは、ステンレス、ステンレス×イエローゴールド、イエローゴールド、Sedna™ゴールド、352本限定のプラチナの計5素材構成だった。本Ref.130.33.39.21.03.001は、その初年度の中でもステンレス+ブルー革ストラップという、最も基本的なエントリー構成にあたる。2026年初頭、Omegaはグローブマスター・コレクションの生産を終了し、後継として「コンステレーション・オブザーバトリー」を発表した。本Refは、初代Master Chronometerの系譜を物理的に体現した世代の一本として、11年に及ぶ生産期間を完了している。


ii — Editorial

意匠分析

Visual analysis

ケースは39mm径、厚さ12.5mm、ラグ間距離およそ47mm。上下面はサテン、側面はポリッシュ、ラグからベゼルに向かう稜線にはポリッシュド・ベベルが走る。1960年代Cシェイプ・コンステレーションを源流とする、緩やかに張り出した輪郭を持つ。

ベゼルにはタングステンカーバイド製のフルーテッドを採用する。リッジの頂部は平らに切り詰められており、Rolex Datejustに見られる鋭い放射状の溝とは異なる、抑制された縦溝として処理される。タングステンカーバイドは硬度に優れ、日常的な接触での傷つきにくさに寄与する。

ダイヤルは12面構成のパイパン形状。中央部が平坦で、外周のミニッツ・トラック側が12のファセットを経て下方へ傾斜する立体構造である。本Refではブルーのサンブラッシュ仕上げが施され、光の角度によって深い藍から明るい群青まで表情が変化する。6時位置にはコンステレーションを象徴する星章とデイト窓が縦に並ぶ。この星章は本Ref固有のロジウム・プレート仕上げで、シルバー文字盤の姉妹Ref(130.33.39.21.02.001)が黒色化処理を施すのと意匠的に対をなす。インデックスとハンドにはスーパールミノヴァが充填される。

ケースバックはサファイア・ディスプレイ式で、4本のネジで固定される。中央にはステンレススチール製の観測所メダリオンが嵌め込まれ、ジュネーブ天文台のドームと8つの星が刻まれる。8つの星は、20世紀にOmegaが残した天文台時計コンクールでの主要記録と、METAS認定が課す8基準を二重に象徴する意匠である。リューズはねじ込み式ではなく押し込み式で、防水性は100mに設定される。


iii — Editorial

系譜と歴史

Lineage

2014年12月、OmegaはスイスのMETASと合同記者会見を開き、新たな時計認定制度「Master Chronometer」を発表した。翌2015年3月19日に開幕したバーゼルワールドにて、その第1号機として130コレクション・グローブマスターが公開される。発表時のラインナップはステンレス、ステンレス×イエローゴールド、イエローゴールド、Sedna™ゴールド、プラチナ(352本限定)の計5素材構成で、Ref.130.33.39.21.03.001はステンレススチール+ブルー文字盤+ブルー革ストラップという基本構成として含まれた。正式な店頭発売は同年11月である。

2016年には41mm径のアニュアル・カレンダー(年次カレンダー)モデルがシリーズに追加され、12時位置の月表示を専用の中央ハンドで示す独自構成として展開された。Ref.130.33.39.21.03.001を含む39mm・三針デイト系の基本構成は、その後も大きな仕様変更を経ずに長期間生産が継続している。

2026年初頭、Omegaはグローブマスター・コレクションそのものの生産を終了。同年4月14日から20日に開催されたWatches and Wonders Geneva 2026に先立つ3月下旬、後継となる「コンステレーション・オブザーバトリー」が発表された。Ref.130.33.39.21.03.001の生産期間は、結果として2015年から2026年初頭までのおよそ11年に及ぶ。

02 — Price history

価格推移

2016–2025 · WatchLedger market index
2016-02-24 · EUR 6,4002017-01-28 · EUR 6,4002019-02-14 · EUR 6,4002019-05-01 · EUR 6,5002020-02-20 · EUR 6,5002020-10-01 · EUR 6,8002021-06-21 · EUR 6,8002022-02-07 · EUR 7,2002022-09-01 · EUR 7,6002023-02-01 · EUR 8,1002025-10-16 · EUR 8,300€6,400€6,875€7,350€7,825€8,3002016-022025-10

出典: WatchBase 観測価格 · 通貨タブ(JPY / USD / EUR)で系列を切替できます。

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