クォーツに賭けた老舗
ロンジンとクォーツの関係は深い。1954年、同社はクォーツの計時装置に1/100秒のカメラを組み合わせ、ゴールの瞬間を記録するスポーツ計時装置クロノシネジーヌを開発した。このクォーツ計時はヌーシャテル天文台でも精度記録を残したとされる。1969年にはクォーツ腕時計のウルトラ・クォーツを発表する。同年のセイコー アストロンと前後して登場した、クォーツ腕時計の最初期の一本である。
1970年代から80年代にかけて、クォーツは時計産業の主役へと躍り出る。高精度クォーツは、この転換期に同社が掲げた技術的到達点であった。