玉軸受けという原点
エテルナの現代コレクション群を貫く主題は、玉軸受けである。同社は1948年、回転錘を5個の玉軸受けで支えるエテルナマチックを発表し、自動巻機構の効率と耐久性を高めた。円環状に並ぶ5つの球は、今もブランドのロゴに残る。
2009年、エテルナはこの発想を香箱へ応用したSpherodriveを発表した。ぜんまいを収める香箱を玉軸受け上で回転させ、摩擦と潤滑への依存を減らす機構である。Contemporaryと総称される一連のコレクションは、この技術的原点を現代の腕時計へ翻訳する試みとして展開した。