三つの祖先が出会う
1983年に登場した初代DW-5000Cは、角型のケースに耐衝撃構造を収めたG-Shockの原点である。そこから10年あまり、Casioはこの思想を複数の形へ展開していった。1992年のDW-5900は、文字盤上部に複数のグラフを並べたトリプルグラフ表示を初めて採用する。1994年のDW-6600は、ライト用のボタンをケース前面へ移した最初のモデルとして知られ、のちにネイビーシールズの通称で呼ばれた。
1995年2月に発表されたDW-6900は、この工夫——円みを帯びたケースと前面ライトボタン、そしてトリプルグラフ——を一つにまとめた到達点だった。さらにG-Shockとして初めてELバックライトを搭載し、暗所での可読性を一段引き上げている。