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Girard-Perregaux · Laureato · 2017

Laureato 38 Automatic Stainless Steel / Blue

2017年SIHHのコレクション復活を象徴した、ブルー文字盤×アリゲーターストラップのロレアート38mm

81005-11-431-BB6Aは、2017年のSIHHで発表されたロレアート38mmのブルー文字盤・アリゲーターストラップ仕様である。前年の創業225周年記念限定モデル(41mm)で復活したロレアートを、恒久コレクションとして再構築した初年度ラインナップの一角を担う。ステンレススチールケースに自動巻きCal.GP03300を搭載し、クル・ド・パリ装飾のブルー文字盤と八角形ベゼルというシリーズの記号を38mm径に凝縮した。ブレスレット仕様の81005-11-431-11Aと対をなす、ドレス寄りの選択肢である。

Ref. 81005-11-431-BB6A
発表年 2017
状態 現行品
限定 通常生産
コレクション Laureato
カテゴリ ラグジュアリースポーツ
キャリバー GP03300-0030
ケース径 38 mm
防水 100 m
デイト
01 — Specification

仕様

As of WatchBase sync · 2026.06.12
Case · ケース
素材 Stainless Steel
形状 Round
38 mm
厚さ 10.02 mm
ガラス Sapphire
裏蓋 Open
防水 100 m
Movement · ムーブメント
キャリバー GP03300-0030
タイプ Automatic
振動数 28,800 bph
石数 27 石
パワーリザーブ 46 時間
Dial · 文字盤 / Hands · 針
文字盤色 Blue
インデックス Stick / Dot
Stick
i — Editorial

設計思想

Design philosophy

限定復活から恒久コレクションへ

このRefが生まれる起点は2016年にある。ジラール・ペルゴは同年のBaselworldで、創業225周年を記念したロレアートの限定復活モデル(Ref.81000-11-431-11A、41mm、各225本)を発表した。1975年に生まれ、長らくカタログから姿を消していたロレアートの再登場は好意的に迎えられ、ブランドはこれを一過性の記念企画で終わらせない決断を下す。

翌2017年1月、ジラール・ペルゴは4年ぶりにSIHHへ復帰し、その目玉として新世代ロレアートのフルコレクションを発表した。トゥールビヨン搭載の45mmを頂点に、42mm、38mm、クォーツの34mmまで、総数30型を超える大規模な展開である。81005-11-431-BB6Aは、この初年度ラインナップに含まれる38mm自動巻きの1本だった。背景には、ステンレススチール製ラグジュアリースポーツウォッチへの需要が急速に高まっていた当時の市場環境がある。

なぜ38mmだったのか

225周年記念モデルは41mmだったが、恒久コレクション化にあたりジラール・ペルゴは三針モデルを38mmと42mmの2径に分けた。38mmという選択は、ケース一体型ブレスレットを持つこの種の時計としては小ぶりだが、1975年の初代ロレアートに近いプロポーションへの回帰でもある。ユニセックスでの着用を想定した戦略的なサイズ設定だった。

機構面でも2径は分けられた。42mmが新世代のCal.GP01800を積むのに対し、38mmには実績ある自社製Cal.GP03300が充てられた。直径25.95mmの小径ムーブメントであり、38mmケースとの整合を優先した割り当てといえる。

ブルー×ストラップという立ち位置

初年度のスティール製38mmには、シルバー、ブルー、グレーの3色の文字盤が用意され、それぞれにブレスレット仕様とアリゲーターストラップ仕様が存在した。本Refはブルー文字盤のストラップ仕様にあたり、ブレスレット仕様の81005-11-431-11Aと兄弟関係にある。

ブルーのクル・ド・パリ文字盤は、2016年の記念モデルから引き継がれた新生ロレアートの顔である。そのブルーをブレスレットではなくレザーで受けた本Refは、ラグジュアリースポーツの文法から半歩引いた、ドレス寄りの解釈を提示した。一体型ブレスレットが象徴となったこのジャンルで、ストラップ仕様はあえて静かな選択肢として機能した。

その後の系譜

38mmの三針スティールモデルには、2020年頃にブラック文字盤(81005-11-632-11A)が加わったとされる。その後、本Refを含む初期世代のリファレンスはカタログから外れ、2022年のコッパー文字盤以降、38mmは新しいリファレンス体系(末尾1CM)へ移行した。2024年にはセージグリーンとミッドナイトブルー(81005-11-3460-1CM)が登場し、後者が事実上、本Refのブルーの系譜を受け継いでいる。


ii — Editorial

意匠分析

Visual analysis

81005-11-431-BB6Aの設計は、シリーズの記号を38mm径へ正確に縮小しながら、ストラップによって性格を変えた点に特徴がある。

ケースは直径38mm、厚さ10.02mmのステンレススチール製で、サテン仕上げを基調にポリッシュを切り分ける。ロレアートの核心である八角形ベゼルは、ポリッシュ仕上げの円形ベースの上にサテン仕上げの八角形を重ねた2層構造で、丸と角の中間的な表情を生む。ロイヤル オークの鋭い八角形とも、ノーチラスの丸みとも異なる、このシリーズ固有の造形である。

文字盤はブルーのクル・ド・パリ(ホブネイル)装飾。細かなピラミッド状の刻みが光の角度で濃淡を変え、単色のブルーに奥行きを与える。インデックスとバトン型の時分針は植字・夜光仕様で、3時位置に日付窓を備える。装飾文字盤ながら視認性を損なわない、抑制の効いた構成といえる。

本Refを兄弟機から分けるのはストラップである。ブレスレット仕様の81005-11-431-11Aに対し、本Refはケースに一体化するアリゲーターストラップを採用する。文字盤と同系色のレザーが手首側の金属量を減らし、10mm強の薄型ケースと相まって、スポーツウォッチというよりドレスウォッチに近い装着感をもたらす。ラグ幅は24mmで、一体型設計ゆえ汎用ストラップへの交換は想定されていない。

シースルーバックからはCal.GP03300(本Ref搭載仕様はGP03300-0030とされる)が見える。部品数218、27石、毎時28,800振動 (4Hz)、パワーリザーブ約46時間。コート・ド・ジュネーブやペルラージュ、面取りを施したブリッジに、ピンクゴールド製ローターが映える。防水性能は100m防水で、レザーストラップ仕様としては十分な余裕を持つ。


iii — Editorial

系譜と歴史

Lineage

前史として、2016年3月のBaselworldで創業225周年記念のロレアート限定モデル(41mm、Ref.81000-11-431-11A等)が発表され、復活への道筋がつけられた。

本Refの発表は2017年1月、ジュネーブのSIHHである。ジラール・ペルゴはこの年Baselworldを離れてSIHHに復帰し、新世代ロレアートのフルコレクションを披露した。38mm自動巻きのスティールモデルはシルバー、ブルー、グレーの3文字盤で展開され、本Refはブルー文字盤のアリゲーターストラップ仕様として初年度から名を連ねた。日本市場では同年4月以降に発売されたと伝わる。

生産期間中、本Ref自体に公表された大きな仕様変更は確認されていない。一方、38mmファミリーには変化が続いた。2017年から2018年にかけてセラミックモデルやクロノグラフ(81040系)が追加され、2020年頃にはブラック文字盤の三針モデル(81005-11-632-11A)が加わったとされる。

その後、初期世代の38mm三針リファレンスは順次カタログから外れた。本Refの正確な生産終了時期は公表されていないが、2022年10月に新リファレンス体系のコッパー文字盤が登場した時点で、現行ラインは新世代へ移行している。2024年11月にはセージグリーンとミッドナイトブルー(81005-11-3460-1CM)が追加され、ブルー系文字盤の38mmはこの新Refへ引き継がれた。2025年のシリーズ誕生50周年を、本Refはすでに生産を終えた初期世代として迎えている。

02 — Price history

価格推移

2022 · WatchLedger market index
2022-03-17 · EUR 12,700€12,699€12,700€12,700€12,701€12,7012022-032022-03

出典: WatchBase 観測価格 · 通貨タブ(JPY / USD / EUR)で系列を切替できます。

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03 — Derivatives

同型・派生 Ref

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