クォーツ危機の後、製造を取り戻す
ショパールは1860年にルイ-ユリス・ショパールが興した時計工房に始まる。だが20世紀後半、経営はクォーツ生産と宝飾品が中心となり、機械式の自社製造からは遠ざかっていた。家業を継いだショイフレ家の共同社長カール-フリードリヒ・ショイフレは、この状況を転換しようとする。1990年代半ば、伝統的な時計づくりがクォーツ危機の影響から立ち直りを図るなか、彼は自社製ムーブメントを持つ製造部門の創設を構想した。場所に選んだのは、時計づくりの揺籃とされるフルリエである。少数の時計師が3年をかけ、設計はミシェル・パルミジャーニの協力を得た。完成したキャリバーは創業者の頭文字をとってL.U.C 96.01-Lと名づけられる。1996年、ショパール・マニュファクチュールはこうして生まれた。