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用語 / TERM · Lugs

ラグ

時計ケースから突き出てストラップやブレスレットを保持する突起部。装着感とデザインを左右する構造要素

ラグ(Lugs、別名:ホーン)とは、時計ケースから突き出てストラップやブレスレットを保持する突起部である。多くはケースの12時側と6時側に2本ずつ配置され、対をなすラグの間にバネ棒(スプリングバー)を渡してストラップ端を固定する。

ラグの寸法は装着感を大きく左右する。左右のラグ内側の距離は「ラグ幅」と呼ばれ、ストラップ選定の基準寸法となる。18mm・20mm・22mmといった偶数mmが一般的だが、19mmなど奇数mmもある。上のラグ先端から下のラグ先端までの距離は「ラグ・トゥ・ラグ(L2L)」と呼ばれ、ケースが手首に収まるかを判断する指標として、ケース径と並ぶ重要寸法とされる。

形状にもバリエーションがある。直線的なストレートラグ、捻りを加えたツイストラグ、湾曲したカーブドラグ、雫型のティアドロップラグなどが知られる。外側からバネ棒に届く穴を設けた「ドリルドラグ」はベルト交換が容易なため、工具用時計やヴィンテージ復刻モデルに採用される。一方、オーデマピゲのロイヤルオークやパテックフィリップのノーチラスのように、ブレスレットがケース外形と一体化した設計では独立したラグを持たない。